早春の谷で花散策③ニリンソウ、アブラチャンほか
この谷はルリイチゲとアワコバイモが咲くことで山仲間の方たちにも良く知られていて、3月初めには結構賑わう場所です。と言っても田舎のことですから、数組の方たちにお会いするぐらいのことですが・・・
今年は野草の開花が随分早く、この谷では3月下旬とか4月に見かけるニリンソウが今年は早くも咲いているという情報がありました。半信半疑でしたが、ほんとに咲いてましたよ。
↑この谷にはイチリンソウもニリンソウも咲きますが、私はたいていどちらも咲いている4月になってから来ることが多いです。 なのでどちらが先に咲くのか、実際のところは知らなかったのですが、ニリンソウのほうが先に咲くみたいですね。
↑あまり天気が良くなくても咲いていたので、ユキワリイチゲみたいに天気や気温に敏感なわけでは無さそうです。
この谷のはニリンソウもイチリンソウも裏が紅色をしていて、すごくかわいいのです。
↑去年の4月に同じ場所で見ているニリンソウ・・・
一週前の祖谷散策ではまだ咲いてなかったアブラチャンの花が少し咲き始めていました。
この花は小さな卵色をした花で、いかにも春らしい色合いで、これが咲くと春だな~と毎年思います。
↑谷の下のほうは樹木の陰になっていて薄暗いですが、登るにつれて明るく開けてきます。
今年は雨が多かったので、苔が青々として見事でした。
まだ咲きはじめたばかりのアオイスミレ。
去年はヒナスミレの花をたくさん見かけましたが、さすがにいくら花の開花が早いと言ってもヒナスミレの花はまだまだのようです。
↑別の場所のアオイスミレはもう少し咲き進んでいたようです。
どういう訳か、この日はウスタビガの繭をよく見かけました。
別の場所でもぶら下がっていて・・・・
岡山の里山ではピントが合わず写せませんでしたが、この日は時間もあったので、何とかピントが合いました。
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