山好き、花好き

↑枯草にとまっているギフチョウ。

なかなか花にとまってくれませんね。

それでもAさんも何とか撮影されたようなので、やれやれです。

これで、大江高山でいちばん見たい3つのものが見られました。

飯谷からの急坂の登り途中でウグイスカグラを見かけたものの、風が強くて撮影できませんでした。

下山路で咲いているのがわかっていたので、撮影は下山の時にと思ってましたが、案の定咲いてましたよ。

下山路では風もそれほど吹かず、撮影できました。

この花を今年は地元の山では見てなくて、去年も今年も大江高山で見るというのもなんだか不思議ですね。果実もここ数年見てないような？

鬼ノ城でも高知の鷹羽ヶ森でも撮影したナガバノモミジイチゴですが、もちろん、大江高山のも撮影します。

稜線でもあるはずのブナでしたが、この日はコバイモに夢中になってしまい、下山の途中でようやく気づきました。

そして、ギフチョウ撮影の二度目のチャンスがやってきました。

何とか翅を広げているところを撮影できました。

ナガバノモミジイチゴの花にとまっているのを撮影しそびれたそうで、Aさんが残念がっておられましたが‥‥初めてということで、撮影できただけでもよしとしましょうか(＾＾；)

かなり粘っておられたのですが・・・・

見ごろのトキワイカリソウです。

中国地方ではいくらでも生えてますが、色と言い形と言い綺麗な花ですよね。

やがて道がジグザグとなってくると、スミレが咲いているはず・・・

直登している飯谷側の道と違い、山田側の道はまだ登りやすいかも‥‥でも、時間はかかります。

上を見上げると、ここでもヤドリギが・・・

スミレが出てきました。

最初に見たのはナガバノタチツボスミレ？それともアカフスミレと言っていいかな？

大江高山では初めて気づいたカシワの木。

大きな葉が散りもせず、残っています。

四国では見ない木です。

登りの時はたくさん咲いていたシハイスミレですが、こちらではあまり見ません。

これはコタチツボスミレのようです。

今度はヒゴスミレが出てきました。

下山路はほとんど展望がないのですが、一瞬、下界が見えました。

まだ400mほどは下らないといけないですね。

期待していたアケボノスミレも咲いていました。

スミレサイシンの仲間なので、花が先に咲くため、葉がまだ見えていません。

バランスが悪いと言えばバランスが悪いかな。

花は綺麗なんですが・・・

すぐ近くにはアカネスミレで、綺麗な色をしています。

ちょっと色が濃いですが、これもアカネスミレみたい・・・

今度はまたまたヒゴスミレ

まるでスミレの展示会みたいな道です。

いつもこの辺りで見かけるテンナンショウの仲間ですが、今年も花が見えてなくて種類がわかりません。

今まで5回も来ているのに、気づきませんでしたが、Aさんがヤマシャクヤクを見つけてくれました。

でも開花までまだしばらくかかりますね。

四国の山と違い、中国地方の山では珍しいです。

これは毎回見ているハンショウヅルの幼苗です。

花の時に一度ぐらい来てみたいものですが・・・

ジグザクが終わり、樹林帯の中をまっすぐに下るようになれば、下りももうちょっとです。

若い方が後ろから来られたので、先に行ってもらいました。

この日は決して暑くはなかったですが、半袖ですね。

トレラン？

これはアオマムシグサで良いかな？

テンナンショウの仲間は地方によって固有種があるので、難しいです。

これは全国共通のセントウソウ(＾＾；)

最後は杉の植林の中を歩きます。

最初に来た11年前には伐採が始まってなくて、別のルートを下りましたが・・・

15時27分、民家のすぐ上の登山口まで下ってきました。