今年も大江高山へ、その3、神社から急登を登る
やがて、神社の建物が見えてきました。
↑杉木立の向こうに神社が見えてますね。
Aさんに言われるまで気づかなかったのですが、本殿手前に大きなヤマザクラがありました。
今まで5回も登っているのに、気づかなかったとは・。・・
あまりにも樹高が高すぎて、上を見上げないと気づかなかったのかも・・・
上を見上げて撮影しますが、花までが距離がありすぎて・・・
石の傍でヒトリシズカを発見しましたが、画像失敗でした。
でも、ここでヒトリシズカを見るのは初めてでした。
神社には10時22分に着きましたが、ここで一休みしました。
一休みと言っても座り込んでの休憩ではなく、周辺の野草を観察したのですが・・・
↑ピンク色のヤマルリソウ
大江高山のs南麓にはブルーのヤマルリソウが多いのですが、中にピンクもあって、咲き進むとピンクに色が変わるのか?それとも個体差なのか?
サンインスミレサイシンも出てきました。
花が大きいのと、葉っぱが播いているのとですぐにわかります。
スミレサイシンの仲間は、花が咲いてから葉が出てきます。
丁度うまい具合にこちらを向いて咲いているミヤマカタバミでしたが、まだ完全開花ではないですね。
10時31分、神社裏手からいよいよ登山道を登り始めます。
↑濃いブルーのヤマルリソウ
ピンクっぽいのやブルーのが混じって咲いてます。
今年はヤマルリソウが多かったです。
最初は緩やかな坂なのですが、右手に大きなミヤマキケマンが咲いていました。
四国の山地で咲いているフウロケマンの変種ですが、フウロケマンより大きくなるようです。
海岸近くで見かけるキケマンも大きくなりますが、このミヤマキケマンも立派でした。
中国地方では車道の傍に良く咲いています。
オオタチツボスミレは山麓でしか咲いてないと思ったので、これが最後と思い撮影します。
↑サンインスミレサイシンの大家族。
もう何度も眺めたミツマタですが、これも一応撮影します。
天気は申し分ない青空で、白飛びしてますが(^^;)
↑小さな花を撮影されるAさん。
いつも丁寧に撮影されます。
登山道はうんと以前はそのまま登っていたのですが、何年か前から谷が崩落したらしく・・・
途中で谷をトラバースします。
と言っても短いトラバースですが・・・
ん?これは葉っぱから言うとユリワサビ?
こんなに這っているのを見たのは初めてかも・・・
オオタネツケバナかな?
葉っぱを良く撮影してなくて、決め手がありませんが・・・
頂小葉が目立って大きいので、やっぱりオオタネツケバナみたい・・・
↑これは何もつかないただのチャルメルソウでしょうか。
花が咲いてないので、これも決め手がないです。
四国ではただのチャルメルソウは見ません。
チャルメルソウの分布は本州、九州となっていますので、チャルメルソウで良さそうです。
↑2009年に車道の傍で咲いていたチャルメルソウを撮影していました。
やっぱりシコクチャルメルソウとは花が違いますね。
トラバースの最後にちょっとした竹藪に出て、ここからは以前の道に合流です。
そしてここから急登の始まりなのです。
ロープを伝って登りながらも、道の傍で咲いているスミレは見逃しません。
これはコタチツボスミレのようです。
↑Aさんはさすが、ロープを利用せず登ってこられます。
いよいよ始まる急坂。
手と足を使い4輪駆動で登ってましたが、今年は真新しいロープがつけられていました。
もちろん、私はロープを利用させてもらいました。
その後は登りがきついので、しばらく撮影してませんでしたが・・・
11時4分、大砲岩と書かれた場所に出てきました。
いちばんきつい急坂はここで一段落なので、ここで水分補給のために一休みします。
この日は冷たい風が吹きあがってきていて、急坂でもなんとか汗だくになることがなく、まだましでした。
↑この場所には八重のツバキが咲いていて、いつもきれいだな~と思うのですが、これは突然出てきた花?それとも誰かがここに植えたのかしらん?
いつも気になります。
周囲のヤブツバキは普通の一重の花ばかりなのですが・・・
Aさんは大砲岩と書かれたほうへ踏み跡を辿られたようですが、途中、藪っぽいので諦められたとか
私もいつも休憩するだけで大砲岩には行ったことがありません。
10分ほど休憩して、再び登り始めました。
↑ナガバノモミジイチゴ。
急登は少しはましになりましたが、まだまだ急坂が少し続きます。
上を見上げると、どうやらあそこが尾根かな?
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