5月中旬の里山の花、ミヤマガマズミ、ガマズミ、ナツハゼ、テイカカズラ
5月5日に登った山ではコバノガマズミを見かけましたが、ほかのガマズミは見なかったように思います。
ところが5月18日に登った山ではガマズミの仲間をよく見ました。
↑登り始めで見ていますので、標高の低い場所の株ですが、花はすでに終盤です。
↑5月5日の散策の後、ガマズミの仲間のおさらいをしたばかりなので、葉柄をまず見ます。
葉柄は長く赤味を帯びています。
なのでミヤマガマズミと同定しました。
葉の先は急に尖ります。
中腹で見たのもミヤマガマズミでしょうね。
やはり花は終盤です。
少し上の方で見かけたガマズミは花はまだ蕾でした。
葉柄も赤くないです。
葉の先も尖ってないように見えます。
なので、これはガマズミ?
まったく、ガマズミの仲間は難しいです(^^;)
山頂付近には確かシャシャンボがあったはず・・・その時はこれがシャシャンボと勘違いしていたのですが、よく考えるとシャシャンボは常緑樹で、葉っぱは光沢があります。
という訳でこれはナツハゼですね。
ナツハゼもシャシャンボも美味しい果実が実りますが、シャシャンボの花は7月ごろに咲くとか。
花が咲いてなかったので、シャシャンボに気づかなかったようです。
低山の地面を覆うように這っている7テイカカズラの花を見たのはこれが初めてでちょっと感激しました。
というのも、ちょっとした山で気に絡まって枝垂れるように花の咲いているテイカカズラは何度も見ており、テイカカズラの花はそういう風にしか咲かないと思い込んでました。
この山には登山道わきにテイカカズラがびっしり絡んでいるところがあって、よく見ると日当たりの良い場所で花が咲いていたのです。
そのちょっと前に花友達のお庭を見せてもらったのですが、玄関前に絡んでいたハツユキカズラに花が咲いていました。↓
↑これが花友さん宅で咲いていたハツユキカズラの花。
ハツユキカズラはテイカカズラの園芸種で、里山で見かけるのもこんな感じのテイカカズラで、これには花は咲かないとばかり思っていたので、ちょっと驚きました。
その直後に山で花を見かけたので、これまたびっくりでした。
長年花散策していても、まだまだ知らないことが多くて、植物の世界は奥が深いです。
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