5月5日の里山散策にて、オンツツジ、モチツツジ、コツクバネウツギなど
この日の散策ではびっくりしたことがいくつかあって、そのうちの一つがオンツツジをたくさん見られたことでした。
オンツツジ自体は毎年のように見ているので、珍しくはないのですが、香川では県境当たりの少し高い山でいつも見ていたので、標高の低い里山で咲くとはあまり思ってなかったのです。
↑ちょうど見ごろの時に訪れたようでした。
過去にもこの時期に近い季節にも来ているのではないかと思いますが、こんな大木のオンツツジが咲いていた記憶はありません。
下山道に覆いかぶさるように咲いた花。
オンツツジは大きいものになると樹高5mほどのをよく見ますが、高さが高いだけにあまり近くで花を見られないことが多いですが、この株は枝垂れるように咲いていたので、目の前で花が見られました。
↑別場所で見た株です。
葉がよくわかると思いますが、葉は三輪生します。
ミツバツツジやアケボノツツジと違い、花と同時に葉も展開するのが特徴です。
そういえば、ちょうど一か月前にもドライブでこの山に来た時にオンツツジを見たものでした。
長い間同じ花が見られるのも、今年の4月が寒かったからでしょうね。
モチツツジも私の住んでいる辺りでは咲かないので、新鮮です。
モチツツジは岡山では旭川から東に咲くそうですが、香川ではどうも綾川から東に咲くような気もします。
優しいはんなりした色が特徴だと思っていたら・・
↑こんな鮮やかな色合いの花もあります。
その近くには赤い花を咲かせるヤマツツジが・・・
気のせいか、鮮やかな色合いのモチツツジは花の柄に繊毛があって触るとべたべたしますが、鮮やかな色の花はあまりべたべたしないような・・・・もしかするとヤマツツジとモチツツジの交雑種なのかな?と思って見たり・・・
↑笹藪の中で咲いている、意外とたくましいモチツツジ
この日はツクバネウツギの仲間も咲きだしていました。
萼片が2枚なので、コツクバネウツギのようです。
里山と言えども、結構いろいろと花が咲いていて、楽しいですね。
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