11年ぶりに丸笹~赤帽子を歩く、その5、下山、そしてこの日見た花
11年前に歩いた時も、赤帽子迄の道はあまり記憶に残ってなかったのですが、貞光川源流沿いのこのルートは原生林のような林がとても印象に残っていました。
↑ここ数年、大雨が降るせいか、大木が倒れていて、下をくぐる場面も・・・・
↑この2本のブナを見てください。
一方のブナがもう一方にくっつきそうになったので、ものすごく湾曲してくっつくのを避けているでしょう?植物ってこんな知恵があるんですね。
貞光川源流と書かれた場所を通過します。
この後、メンバーの方がタニギキョウを見つけてくれました。
私は今年の初見でした。
ちょっと標高のある場所ならどこにでも咲くような花ですが、最近は県境にもあまり行かないので・・・
ザレ場になっている場所もあるので、慎重に通過します。
前回は、こんなザレ場あったかな??
これまた小さな小さなユキザサをPさんが見つけてくれました。
花をたった一つしか咲かせてなくて、皿ヶ嶺の株とは大違いです。
人間も食べるような山菜ですから、シカに食べられてしまうんでしょうね。
15時半にはラフォーレ剣山に下山してきました。
この頃には気温もまずまず上がって、ラフォーレでアイスクリンを買って外でいただきます。
ラフォーレではダケモミの苗など売っていて、ちょっとびっくりしました。
ダケモミはでかくなるので、さすがに植えるのはためらわれますね。
種から育てた株だそうです。
この日思いのほかたくさん咲いていたのがホソバシロスミレでした。
前回は秋に来たので、見ていませんが、草原を好むスミレみたいですね。
そういえば、亡き山仲間のYさんと寒峰に6月に登った時、山頂でも咲いてましたっけ。
あれは2年前のことになると思います。
ササバギンランのようですが、思いがけない場所で咲いてました。
↑これはイシヅチテンナンショウで、剣山系でも時折見かけます。
車で車道を下っていて見かけたフタリシズカ。
そう、6月の徳島の山ではとてもよく見かけます。
シカが食べないので増えてるようです。
フタリシズカの近くで咲いていたアサガラの花ですが、もう終盤でした。
オオバアサガラより標高の高い場所で見たのですがもう終盤ということは、オオバアサガラより花期が早いということですね。
花序がオオバアサガラより短いです。
これもなぜか道端で咲いていたバイケイソウ。
さすがに車道沿いで見かけたのは初めてです。
同じく、ユキノシタ。
帰りにOさんの案内で見ることができたベニバナヤマシャクヤク。
植えられているものですが、Oさんの下見のおかげで咲いているのを見られました。
この日は曇っていたので、花が閉じ気味でしたが、そうでなくともあまり開かない花です。
ヤマシャクヤクよりも草丈が高く、大きいのは1m近くあります。
ほぼ終盤で一輪だけ咲き残っていたサワルリソウ。
これは植栽ではなく自生だと思います。
これも自生でサワギクの花。
白花のヤマアジサイかな?
最後にテイカカズラの花を見ることができました。
5月に近くの飯野山で見ていましたが、こうして木からぶら下がって咲く姿がテイカカズラらしくて良いですね。
今回は女性4人でおまけに久しぶりにOさんを交えての山行でしたが、女ばかりの山行もほっこりとして良いものですね。
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