11年ぶりに丸笹~赤帽子を歩く、その4、アップダウンを繰り返し赤帽子へ
赤帽子まではそれほどきつい登りという訳ではないけど、小さなアップダウンを何度か繰り返します。
そしてところどころは平坦な草原です。
↑国道へのエスケープルートの分岐はそんな草原にありました。
分岐を撮影するメンバーたち・・・
やがて、道は緩やかな登りに差し掛かりますが、辺りは感じの良いブナ林です。
ブナ林の中でアズキナシの花が終盤の株を見たのですが、これも撮影失敗でした。
これは銅山越に至る道でも見かけたオククルマムグラかな?
今度こそ赤帽子が近そうですが、Oさんの話ではまだ奥があると言います。
途中から笹原の登りになり、とても雰囲気が良い道なのですが、またまた設定がおかしくなりました。
そして、もう山頂からと思ったら、まだもう少し向こうなんてことを繰り返しながら・・・・
12時35分、山頂に着きました。
北を向いて仲良く岩に座るカップルの方をバックにPさんが登ってきます。
私にとっても11年目の赤帽子山頂でした。
ここでようやくお昼ご飯にします。
360度の大展望ですが、私たちは剣山方面を向いてお昼にしました。
剣山もこちらから見ると、こんな風に見えるんですね。
13時ちょうどに昼休憩を終えて、まずは三角点に向かいました。
稜線伝いに東に少し下ったところです。
13時3分、三角点getです。
雨もぽつぽつ降りだしたので、急いで下ります。
見る見る間に上がってきたガス。
天気予報はよく当たりますね。
もうすぐ赤帽子山頂。
急がなければ・・・
下りは丸笹山を見ながら下ります。
幸いなことに、雨はそれほど降らずにもってくれそうです。
往路で気にかかっていた木がありました。
どうやら笹倉湿原で見たヒトツバカエデみたい?
四国には分布しないことになってるのですが、帰って調べるために画像を数枚撮影します。
うまい具合に終盤の花もありました。
帰宅して調べると、花もあるのでヒトツバカエデに間違いありません。
四国には分布しないということになってますが、実際は少し分布してるんですね。
まだ咲きはじめで緑色してますが、ヤマボウシの咲きはじめも見ました。
下り始めで登ってくる方数人にすれ違いましたが、私たちが分岐辺りで休憩していると、その方たちが早くも下って来られました。
大阪から来られているそうです。
コロナもようやく終息しそうな気配なので、大阪からも来られているんですね。
この日は赤帽子に登ってるなんて私たちぐらいかと思いましたが、意外と多くの人に会いました。
休憩は持参していたお湯でホットコーヒーをいただきました。
分岐からは貞光川源流に沿って原始林みたいな森を通ります。
立派なブナの木を見上げると、なんとも言えない気持ちになります。
keitann様 こんにちは
11年ぶりに来た山頂は如何でしたか。以前の記憶通りの赤帽子でしたでしょうか。
記事の画を見て感じることは、やはり同じで、笹原が多いな・・・ということでした。
今回は稜線上で、ガスに遭遇、雨にも降られて帰りは気ぜわしくなりましたね。
そんな中で、四国では希少なヒトツバカエデを確認できて収穫がありましたね。
高いところではまだヤマボウシが白くなる前の緑花なんですね。
苔生したブナの大木も森の主みたいで貫禄十分です。
投稿: ぶちょうほう | 2020-06-20 10:31
ぶちょうほう様、こんばんは。
11年前に一度来たきりというのは、結構、忘れているものですね。
歩いていると断片的に思い出しましたが・・・
季節が秋と初夏というのも、花を見ながら歩く人間にはかなり違っていたかもしれません。
以前はリンドウやウメバチソウなどが咲いていたようです。
そして、今回はシカ害がいっそう目立ちました。
剣山系の山は特に笹原が多いですね。
笹原歩きは気持ちが良いものです。
梅雨時なので、雨に遭うかなと覚悟はしてましたが、幸いにもほとんど降られずに
済みました。
花は少なくとも珍しいヒトツバカエデを見ることができ、原生林のブナにも出会え、
なかなか良い歩きになりました。
投稿: keitann | 2020-06-20 22:27