11年ぶりに丸笹~赤帽子を歩く、その1、久しぶりの剣山系へ
今年の3月~5月はコロナ騒ぎのせいで、山仲間の方たちも県外の山に行けず、いろいろとストレスが溜まっていたようです。私はと言えば、会社や団体に所属してないせいで、安全と思える範囲で県外の山にも行っていたのですが、6月になってようやくいろいろな制限が解除になって、山仲間の方たちとも一緒に歩けるようになりました。
さて、6月第一週の週末は予報では6日は曇りですが7日は晴れです。
どこに行こうかといつもの山仲間と相談していたのですが、久しぶりに丸笹山にツマトリソウ探しはどう?ということになりました。丸笹に行くなら、近くに住んでらっしゃるOさんに開花情報でもお聞きしようということで、Oさんに電話を掛けました。Oさんもコロナの時はずっと山にも登れず我慢されていたとか。では、私たちが登るなら一緒にいかが?と声をおかけしていたところ、6日なら同行できますとのこと。
↑画像は三嶺や塔ノ丸を背景にツマトリソウを探したり撮影されている山仲間の方たち。
曇り空でしたが、不思議と展望は良く、いろいろな山が良く見えました。
実はRさんと私はかなり以前に丸笹~赤帽子を一緒に歩いています。その時はアケボノソウがいっぱい咲いていたのは覚えているので、秋だったようです。Pさんが私たちの記録を見ていてくれたようで、なんと11年前の2009年に二人で歩いていたのでした。でも記憶が飛んでほとんど覚えてないのでした(^^;)
当日は7時に貞光の道の駅集合となりましたが、この日も私が少し遅くなりました。申し訳ない。
道の駅には長時間の駐車は控えるようにと書いてあったので、役場に車を置いてRさんの車で乗り合わせていきます。考えたら、コロナ騒ぎで、一台の車に乗り合わせていくのも久しぶり?久しぶりに女性同士の話が弾みました。
道中、Oさんも同乗してますます賑やかにラフォーレ剣山を目指します。
この439号を走るのもかなり久しぶりのことですね。
集落も過ぎて、山道を走っていたら白い花が目に入りました。
オオバアサガラみたいです。
車を停めてもらい、撮影タイムです。
オオバアサガラはアサガラよりも数が少ないようで、綺麗な花を見るのは久しぶりかも。
初めて見た時はまるでシャンデリアのようだと感激したものです。
アサガラよりも花序が長くて花が豪華です。
ついでにその辺りを見回りますが、ウツギはそろそろ終盤のようでした。
小さな赤い果実が点いているこの木は?
この時期にこんな果実って、コウゾしか思い浮かびませんが久しぶりなので、自信がありません。
帰宅して調べたらコウゾで良いようです。
撮影したのは数年ぶりでした。
果実は食べられますが、すごく甘ったるい甘味だったのを覚えています。
↑下山時に撮った画像で、設定がおかしいですが、ラフォーレ剣山に着いたのは8時50分ぐらいでしょうか。ラフォーレはもう営業していて、トイレをお借りしました。
駐車している車も少しあって、大阪ナンバーの車もあります。
支度をして歩き始めたのは9時2分のことです。
丸笹には今まで5回ほどは登っていると思います。
最初は針葉樹林の中を歩きます。
道は緩やかな登りで優しい道です。
右手に白い小さな花が見えました。
カマツカですね。
カマツカの木は里山にもあって、よく見ますが、5月末の里山では花はとっくに終わっていたので、今年はもう見られないと諦めていました。
道沿いに石仏があります。
雰囲気は悪くないのですが、シカが多いので独特の荒れた雰囲気のする林です。
Pさんが、思いがけず早くもツマトリソウを見つけてくれました。
薄暗い中だったので、肉眼ではわからなかったのですが、わずかに褄を取った個体ですね。
いや~、こんなに早く目的の花を見られるとは思いもしませんでした。
皆で喜びました。
近くにはこれまた白い花…ミヤマハコベが咲いています。
ミヤマハコベはシカが食べないのか、この日は良く見ました。
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