琵琶湖湖北の花の百名山赤坂山へ、その2、コアジサイの道
階段道が終わって、ようやく平坦な道になってやれやれと思いながら、少し歩いたところで道のわきにアジサイが咲いていました。
↑コアジサイは四国では見かけない花ですが、すぐにコアジサイとわかりました。
鋸歯の目立つ葉は花が咲いてない時でもすぐにわかります。
実は前日に訪れていた日吉大社でも株は見ていましたが、花が咲いてなくて残念に思っていたので、赤坂山で見た時は小躍りしたい気分でした。
これが初めて見たのか?と言えば、そうではなく、2006年7月に登った北岳で見ていてブログにもアップしていました。もう14年も0前のことになりましたが、その後は比叡山でも蕾は見ていますが咲いているのは長らく見ていませんでした。
両性花の実を咲かせ、装飾花がないので、ほかのアジサイとはちょっと雰囲気が違いますね。
検索すると四国にも分布するようになっていますが、20年近くも四国の山を歩いている私も四国では一度も見てないのですが・・・
コアジサイに夢中になっていると、その近くでこんな地味な花が咲いてました。
緑の花は蕾だから??
果実になりかけているのもあるようです。
丁度この少し前に山仲間からコアブラツツジの画像をラインで送ってもらっていたので、てっきりコアブラツツジだと思い込んでいました。
先ほど、調べてみるとハナヒリノキというツツジ科の花らしいです。
名前は聞いたことがありましたが、これも四国では咲かない花だと思います。
検索すると分布は北海道と本州となっていました。
この後、もっと高い場所でも見かけたのでその時の画像はまたアップします。
赤坂山まであと3キロという道標が出てきました。
時刻は10時12分。
赤坂山は標高800m余りで登山口との標高差は約600mなので登りには2時間ぐらいかかると思われます。
ネジキがまた出てきましたが、今度は見ごろでした。
道はアカマツ林の中の平坦な道で、スピードを出して歩けます。
↑ちょっとピンボケですが、花つきの良いヤマボウシの木も出てきました。
自宅のヤマボウシはとっくに咲いてましたが、山で見るのはこれがお初。
登るにつれてコアジサイの大株も出てきて、嬉しくなります。
これはタニウツギの咲いた跡のようですね。
タニウツギもすっかり私にとってはお馴染みとなりました。
四国では見ない花なんですけどね。
もっと上に行けば咲いてるかも?
まだまだ平坦な道が続きます。
登山道の崩落した個所が出てきました。
ロープを張って転落しないようにしてありました。
崩落個所の近くから下界が見えています。
田植えの終わったばかりの田んぼが見えますね。
これは四国でも普通に見かけるウリハダカエデ。
カエデの仲間はまだわからないものが多いですが、これだけはわかります。
ようやくエゴの花がまだ咲いている木がありました。
この辺りで後ろから来られる4~5人のグループの方たちを見かけました。
先に行っていただこうかとも思いましたが、この方たちは休憩されるようです。
近くにベンチがあったので「ここはブナの木平ではないですよね?」とお尋ねしたら、ブナの木平はこの後しばらくして急坂を登った先にあるそうです。
記録を見るとたいていの人がブナの木平で休憩しているので、私もそこまでは休憩せずに歩くことにします。
またまたコアジサイの花・・・
花が咲いてると疲れも感じません。
赤坂山は登山者が多いのか、こんなえぐれた道がところどころで見受けられました。
またしてもコアジサイの見事な株。
この道はまるでコアジサイの道ですね。
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