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2020-06-26

琵琶湖湖北の花の百名山赤坂山へ、その1、きつい階段道を登る

コロナが少し落ち着いてきて、県境を越えた移動ができるようになって直ぐ、主人と二人で琵琶湖周辺を小旅行してきました。10年ほど前から司馬遼太郎の「街道を行く」を読んでいて、近江に興味を覚えるようになりました。5年ほど前にも、青春18きっぷを利用して彦根城や近江八幡を歩きました。

今回は電車利用はまだ控えた方が良いので、マイカーで一泊二日で行ける範囲ということで、九州か琵琶湖周辺を考えたのですが、最終的に琵琶湖辺りを回るということに。末っ子に水やりを頼んで出かけるので、末っ子が休みの9日~10日と出かけることに。

近江周辺を巡るとともに、いつの日か登って見たいと思っていた花の百名山赤坂山登山も頭に入れていたので、宿は琵琶湖湖北の木之本に決めました。

赤坂山を地図で見て、30分程度で登山口に行けるところと思って探したのですが、この宿が食事も美味しくて、たまたま私たち夫婦の貸し切りだったようで、良いお宿でした。

登山したのは6月10日のことです。

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山頂も貸し切りでした。

生憎の天候で曇り空でしたが、雨に遭うことなく登って下ってきました。

当日は朝早くから目覚めましたが、宿の朝食は7時半からなので、窓の外の杉林など眺めてました。

湖北(奥琵琶ともいうようです)はたぶん豪雪地帯だと思いますが、何でもない低山にも杉が植えられていて、四国の里山とは雰囲気が違います。

朝食を終えて8時20分には宿を出発します。親切なおかみさんが(若い方です)おにぎりを清算の時に下さいました。私が山に登ると言っていたからだと思います。お気持ちが有難かったです。宿から登山口のマキノ高原までは車で30分ほどということも宿の方に教えていただきました。

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↑琵琶湖の南辺りは名神も通っているし、馴染みがあるのですが、琵琶湖の北端はあまり車で走る機会は少ないですね。

島が見えているのは竹生島みたいですね。

途中のコンビニで飲み物などを調達します。

走っている車は少ないです。日本海側はどこも車は少なめですね。

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9時16分、登山口があるマキノ高原に着きました。

右手に見えているピンクの建物がさらさ温泉というそうですが、この日は定休日でした。

道を挟んで反対側にトイレがあり、手前には登山の案内所みたいなのもあったのですが、これもこの日はやってなかったです。

人も少なくて、この日の登山者は少なそうですね。

まだコロナの影響下だったのかもしれません。

主人は山には登りませんから、私が山に登っている間は賤ケ岳でも木之本宿でもどこでも好きなところを観光してもらうつもりです。一応、迎えの時間を決めて欲しいと主人が言うので、13時に駐車場まで来てもらうことにします。

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肝心の登山口の場所がよくわかりません。

さらさ温泉付近には道標がないので、温泉横の車道をともかく登っていきます。

歩きはじめは9時25分。

辺りはスキー場みたいですね。

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車道を登っていくと、その先が分岐になっています。

昭文社の地図を出して、登山口がどちら方向なのか確かめたり、久々に地図ロイドを起動して位置を確かめます。

分岐手前にもトイレが見えてますね。

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道沿いに地図があったので、確かめると、分岐を右に曲がるようです。

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見下ろすと草原ですが、冬場はスキー場でにぎわうんでしょうね。

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9時38分、登山口に着きました。

山に入ってからは迷うところは一つもないのですが、登山口までが道標がないのがちょっと不親切ですね。ここまでは車で来れるので、わかっていたら、ここまで車で送ってもらえば、少しでも時短になりましたが・・・初めてくる山は、やっぱり一手間かかります。

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ここからが登山道の始まりです。

距離は4キロですから、大したことはなさそうですが・・・

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でも、登り始めるとすぐに、階段の道になりました。

そういえば、事前にネットで登山記録を見たら、最初の階段の道がきついとありましたっけ。

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階段道の横に、見覚えのある小さな木の花。

ソヨゴですね。

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そしてサルトリイバラの果実も見えます。

この辺りは四国の里山と変わりません。

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しかし、登り始めて5分も経たないうちにイワカガミみたいな葉っぱが見えてきました。

標高200mちょっとだと思うのですが・・・

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今度はネジキでこれはこちらの里山でもよく見かけます。

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階段の道がまだまだ続きます。

朝は涼しかったけど、さすがに汗が出てきました。

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コナスビの花・・・

前日に安土城址に登った時にも咲いていました。

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↑野イチゴの仲間が見えていますが、イチゴも種類が多いので、初めての山では種類がよくわかりません。

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9時50分、せせらぎの森への分岐を通過。

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足元に白い小さな花が出てきました。

ツルアリドオシですね。

これもこちらの山でも見かけますが、岡山の北部の山などに多いです。

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進行方向左側に草原のようなものと稜線らしきものが見えてきました。

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そろそろ階段も終わったのかな?と思ったら・・・そうではありませんでした。

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クロモジの木のようですが、果実がいっぱいついてますね。

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急な階段はまだ続きます。やれやれ・・・・

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ツルアリドオシは途切れずに咲いているようです。

よく見ると可愛い花ですね。

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アカマツの株の株もとに道標が立っていました。

調子ヶ滝への分岐です。

10時ちょうどに、ここを通過しました。

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この辺りでも登山道沿いにイワウチワ?イワカガミ?

てかてか光った丸い葉っぱが見えています。

赤坂山ではイワウチワとよく似たトクワカソウというのも咲くようなので、それかも知れません。

花を見てみたい・・・

花の時期は4月末とか5月初めらしいです。

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10時5分、階段の道がようやく終わり、平坦な道が行く手に見えてきました。

階段道を登り終わるのに、登山口から25分かかりました。

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歩いていくとマツの枯れ葉の上に白い花が落ちてますね。

エゴの花ですが、上を見上げても、もう木には花が残ってないようです。

コメント

keitann様 こんにちは
今回はご主人と一緒に出掛けられて、山歩きの部分だけは単独行動なんですね。
前夜泊の木之本では宿を貸し切り状態で使えて、しかも料理が良くて、おもてなしの心にも与かれて最高でしたね。
明けて山行当日は天気がすぐれないようでしたが、それでも山頂からは琵琶湖も見えていたようで、悪い出来ではなかったのではないでしょうか。
道中にもちらほらと草花が出て来て、目と心を慰めてくれたようですね。
これから後にどんな花が出迎えてくれるのでしょう。

ぶちょうほう様、こんばんは。

コロナが少し落ち着いたので、前から行きたかった近江を回ってきました。
赤坂山はオオバキスミレが咲くということで、かなり前から憧れていた山なので
6月はさすがに咲いてないだろうけど、登山口や山の様子を下調べという気持ちで
登って見ました。
木之本宿でも帰りに立ち寄った醒ヶ井宿でも観光客の人はほとんど来ておらず、
これは全国の観光地も復活するのが大変だと思いました。
天気はあまりよくなかったですが、前日の安曇城址登山は天気もまずまずだったし
この時期としては雨に降られなかっただけでも上出来でした。

赤坂山は4月~5月が花が最高の時期らしいですね。
もう一度行く機会があるかどうかですが、次回は山仲間の方と行けたら最高ですね。

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