岩場の花を見に寒風山へ、その6、笹とチチ山を見たら下山
寒風山の西峰ではガスがいろいろと動いて面白く、カメラの好きな人間にはいつまでいても楽しい場所です。
↑お昼を食べた岩場とは別の岩場に、ウバタケニンジンの花が咲いてました。
東赤石ではよく見かける花ですが、この時期、寒風山にも咲くんですね。
ガスが湧く伊予富士をバックに、プリムスを片付けている山じいさん。
夏の山行でもプリムスを持参すると熱々の飲み物など間に合って良いのですが、最近は横着ばかりして冬の山行ですらテルモスで間に合わせるようになってしまいました。(^^;)
山じいさんや私が学生時代に使っていたガスはラジウスとかホエーブスという白灯油やガソリンを燃料とするガスコンロが主流でした。ぼーっという力強い燃焼音はテントの中で妙に頼もしかったのを思い出します。寒い日は熱々の紅茶にたっぷりの砂糖を入れて飲み、身体を温めたものでした。
ふと見てみると、着いた時には見えてなかった伊予富士もばっちり見えて、伊予富士をバックのイワキンバイの撮影にしばし興じました。
そうこうするうちに、こんなにガスが湧いてきて・・・
二人は西峰の突き当りの場所で、何か良い被写体を見つけたようです。
私も行かなくては。。。。
道すがらに綺麗なシモツケが咲いています。
見上げる岩場と青空・・・
イワキンバイはちょうど見ごろで、素晴らしかったです。
二人が撮影していたのは、このイワキンバイだったようです。
今日はイワキンバイばかりをこれでもかというほど撮影しました。
Pさんの帰宅時間もあるし、そろそろ山頂に移りましょうか。
帰りにも撮影したシモツケは蕾もまだまだありました。
西峰から山頂まではほんの10分もかかりません。
出発したのは12時45分ぐらいですから、西峰で1時間も遊んだのですね。
山でこんなにゆっくりしたのも久しぶりかな?
山頂に着いたのは12時54分でした。
思いがけず、山頂からは笹ヶ峰とチチ山が良く見えました。
ここから笹ヶ峰が見えるのは二回に一回ぐらいの割合です。(私が来た限りでは)
山頂には先着の若い単独の男性がいらして、笹ヶ峰に行きたいと仰ってましたが、この時間だとちょっと無理かなと山じいさんがアドバイスしていました。
↑単独の男性にお願いして撮影していただきました。
このメンバーでは3年ほど前の堂ヶ森以来?
記念撮影した後は、13時に下山開始です。
下山中もあまり撮影はしないで、↑のウツボグサが綺麗だったので、これを撮影したぐらい・・・
15時に下山できるかな?と言っていたギリギリの14時58分に下山でした。
朝は撮影しそびれた駐車場そばに生えているムラサキシキブの花を撮影したら、帰途に就きました。
お天気を心配しながらの寒風山登山でしたが、花もちょうど良い時期に見られ、5月に続いて静かな寒風山を楽しめました。
コメント