岩場の花を見に寒風山へその5、光のシャワー
梯子場を通過した後、樹林の向こうから木漏れ日が射してきました。
まるで光のシャワーです。
一瞬だけですぐに消えましたが、前を歩いていると、Pさんがまた日が射しているからと教えてくれて、後戻りしました。
何か神々しい光景でした。
山を歩いていると、ときどき、思ってもみない光景に出くわします。
一瞬後には普通の林に戻ってしまいました・・・・
11時22分、樹林帯を抜けて、草原に出ました。
行く手には青空。
振り返ると、激しく舞い上がるガス。
寒風山は、いつもガスが湧いてきます。
登山道沿いのドウダンがここでも咲いていました。
今年は遅くまで咲き残ってますね。
夏のお花畑に欠かせないナンゴククガイソウはここでもまだ蕾でした。
シコクフウロも咲いている株はないかと目を凝らしますが、残念ながらこの日は開花株はありませんでした。
↑何かを撮影しているPさん。
この日は3人とも一眼持参で、撮影好きな人ばかりだと気兼ねなく撮影できます。
ここまで登ってきたら、ヤマツツジもまだ綺麗に咲いています。
というか、寒風山の山頂直下という場所にヤマツツジがあったんですね。
これはスダレギボウシかな。
岩場で咲いているのを見たけど、タカネマツムシソウなどに夢中で、ギボウシは撮影しそびれたかも・・・
山頂方面もすっかり青空になりました。
何年か前の堂ヶ森を思い出すような笹原。
四国の山と言えば笹原ですから、何とかずっと残って欲しい・・・
お昼近くなってお腹が空いてきたので、山頂は後回しにして、先に西峰でお昼にしようということになりました。
西峰へと登っていく途中、綺麗に咲いていたコメツツジ。
私のほうは、お腹が空いていたので、すぐにいつもの岩の上に陣取っておにぎりを食べ始めたのですが、Pさんは何か気に入った光景が見えたのか、長い間、カメラを構えていました。
お昼を食べた後、私も同じ場所に行ってみると、この光景だったようです。
ガスが湧く稜線を背景にマツが一本。
その後も、めまぐるしくガスが湧いては消え、消えては湧き・・・
寒風山とはよく名付けたものです。
カメラの設定をいじっていたら、縦横の比率までいじってしまったようで、いつもと違う設定に・・・
こちらはいつもと同じ比率に直して・・・
この日はさすがにガスもお湯も持ってこなかったのですが、山じいさんがガスとお水とコーヒーまで余分に持参してくれていて、ホットコーヒーを淹れてくれました。
御馳走さまです。
ちょっと肌寒いぐらいだったので、美味しかったです。
食後のコーヒーもいただいて寛ぐお二人。
この日はずいぶんとまったりしてしまい、まだまだ西峰の上でガスの流れを楽しみました。
こんにちは。光のシャワーは気持ち良いですね。雑木林の中などで時々見ることがあります。そちらは梅雨明けですね。東京はやっと来週に明けそうです。
投稿: 多摩NTの住人 | 2020-07-31 11:42
多摩NTの住人様、こんばんは。
光のシャワー、ご覧になったことがあるんですね。
私は初めて見たかもしれません。
自然の織り成す光景は素晴らしいですね。
数日前、実家から海沿いの道を走って帰宅していたら、瀬戸内海と夕日が
素晴らしかったです。そんなときに限って、スマホを実家に置き忘れてたり(^^;)
梅雨明けで床が少しからっとしてきましたが、猛暑もすごいですよ。
お気を付け下さい。
投稿: keitann | 2020-07-31 22:29