病後初めて東赤石に登る、その2、少し荒れた登山道
分岐を過ぎるとすぐに豊後の集落跡を歩きます。
この辺りは少し開けていて、以前は山頂が見えていたのが、木が繁って見えなくなり、それがまた見えるようになっていました。
↑ 真っ青な空に白い雲、そして東赤石の山頂が遠くに見えています。
ズームした画像をさらにトリミングします。
東赤石が岩山であるのがよくわかると思います。
展望している場所周辺ではタケニグサばかりが良く繁っていました。
やはりシカが多くなっているということかな??
紫色の小さな花が見えて、よく見てみたらキランソウでした。
まだ咲いてるんですね。
足元には何やら淡い黄色をした花が落ちています。
もしかしらこれは・・・・
我が家でも勝手に生えてきたのが花を咲かせているアカメガシワかな?
案の定、上を見上げたらアカメガシワの木でした。
アカメガシワはもしかしたらパイオニア植物かなと思い調べたらやっぱりそうですね。
成長も早くて、我が家では夏の木陰を利用しているので切り倒してはいませんが、毎年、秋にはかなり枝打ちしています。放置しておくとずいぶん繁りそうな木です。
ジンジソウの葉っぱなど見ながら、この20年近くで30回は歩いただろうと思われる道を歩きます。
第一の水場を9時10分に通過です。
と言っても、ここで少しだけこの水をいただきました。
学生時代から沢の水は当たり前に飲んでいたので、生水でも平気で飲みます。
今まで生水飲んでお腹を壊したこともありません。
薄暗い場所なので、トチバニンジンなどがいつも見られます。
半分果実になりかけていました。
ジグザグと登っていく頃から八間の滝の轟々という水音が聞こえてきます。
登りが一段落したところで、いつも咲いているヤマツツジは、今回は時期が遅かったのでほぼ終盤でした。
樹間から見え隠れする八間の滝。
タカネバラを見に来る頃は梅雨時なので、水量は多いです。
後ろから単独の男性が来られたので、先に行っていただきました。
私より遅い出発というのも珍しいかも・・・・
この先に木製の梯子がかかっていますが、こういうのをハリバンというようです。
登る前にPさんに電話したのですが、登山道がかなり荒れていて、こういうハリバン類もずいぶん傷んでいて通過するのが怖かったとか・・・
スダレギボウシの葉っぱかな?
この辺りで見たのは初めてかも・・・
花を一輪だけ咲かせたイチヤクソウもありました。
ちょっと貧相ですね。
こんなところからも向かいのお山が見えますね。
これは位置的に考えて東光森山?
第二の水場辺りにやってくると、倒れた木がそのままになっていました。
倒木を超えて歩きます。
登山道が荒れたというのはこの辺りでも感じました。
4月下旬の雪が降った時の大風のせいで倒れたんでしょうか。
適度に伐採されて以前より明るくなった植林帯の横を歩きます。
この辺りの道だけ見ていれば、20年前と変わらないのですが・・・・
やがて、数年前に登山道が崩落した場所に差し掛かりました。
落ちた登山道の代わりに、アルミの梯子を渡してあります。
歩いていると、今年お初のサワオトギリの花・・・
可愛いですね~
青々と茂った葉の向こうに、東赤石の山頂が見えています。
ここでもコナスビの花が・・・
小さくて白い花も見えたので眼鏡を出してよく見たらサワハコベの花でした。
これも少し古くなった橋。
山側に土の部分が広くなっていて、おそらく皆さんこの部分の方を歩かれているようです。
少しわかり難い画像ですが、9時46分、瀬場谷の一本橋に到着しました。
ここでいつも最初の休憩を取ることにしています。
しかし、ここに着くちょっと手前辺りから咲いているはずのヤマアジサイが、花が全然見えません。
というか、ヤマアジサイの株自体がなくなってる?
2018年の6月17日に登った際も、綺麗に咲いていたヤマアジサイがこの時期に咲いていないというのが不思議でなりません。アジサイもシカに食べられたのでしょうか??
いつも見ている花が見られないというのはがっかりですね。
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