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2020-08-19

夏のカルスト散策、その2、ヤマホトトギスがいっぱい

天狗荘の駐車場には9時少し過ぎてから到着しましたが、途中からAさんに追いつかれ一緒に走ってきたので、遅れても別にどうということもありません。三連休初日とあって、駐車場が満車でないようにと思い少し早めに出てきたのですが、ここに来る人は山歩き目的ではなく、ドライブや納涼に来るだけなので、それほど早く来る人は少ないだろうと踏んでいたのですが、案の定、駐車場は半分も埋まってませんでした。

山歩きの用意を整えて、歩き始めたのは9時18分ぐらいだったでしょうか。天狗の森迄なら往復しても3時間もあれば大丈夫ですが、念のためにお昼の食料はザックに入れて歩きはじめます。

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歩きだしてさほど時間のたってない頃ですが、早くもヤマホトトギスが咲いているのを見ました。

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薄暗い中でも、天狗の森では時々ハンカイソウが咲いています。

普通は開けた草原で見かける花なのですが・・・

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特にアップダウンのない登山道は歩きやすいです。

樹林の中なので、涼しい・・・

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何か小さな花が・・・

この時ははっきりわからなかったのですが、あとでモニターで見てみるとミズタマソウですね。

ミズタマソウも数年ぶりで見かけることができて、嬉しい・・・

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珍しくはないヒヨドリバナですが、咲きはじめで綺麗なので、一枚撮影しておくとしましょうか。

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瀬戸見の森に着きました。

先端まで進むと、天狗荘や四国カルストが見えています。

こうしてみると、四国カルストってかなり高い場所にありますね。

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Aさんが「ナガバノコウヤボウキが咲いてますよ」と教えてくれました。

そうそう、ここはこの花が咲くのでした。

実家近くの里山にも咲くので、見に行かねばと思いますが、何しろ夏の里山は暑くて、なかなか足が向きません。

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岩に着生しているのはヒメキリンソウかな?

もう花は終わってますが、1月ほど前まではとても綺麗だったとか・・・

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日の当たったナガバノコウヤボウキ。

こうしてみると、花の終わったのも多いので、かなり前から咲いていたのかな?

コウヤボウキというと秋の花というイメージがありますが、ナガバノ・・・は普通のコウヤボウキよりかなり早く咲きます。

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樹林を抜けて明るい場所に出てきました。

向こうに見えるのは天狗の森の山頂ですね。

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再び樹林帯に入ると、足元に小さなコフウロの花。

今年の初見です。

丁度日が当たっていて、撮影しやすくて助かりました。

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木陰の場所でも少しツクシクサボタンが生えていて、もう咲きはじめていました。

この分だと、日当たりの良い場所のはかなり咲いていそうで、楽しみです。

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この岩に着生しているのはマンネングサの仲間?

これだけ着生していると、花の時期は見事だったことでしょう。

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花つきの良いヤマホトトギスが出てきました。

後ろの方でPさんが、可愛くて全部撮影してしまいそう・・・と言ってますが、私もほんとにたくさん撮影してました。

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丁度日の当たった花が2輪並んで・・・

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ヤマジノホトトギスは香川の山でも結構咲きますが、このヤマホトトギスは香川では見られないので、珍しいというイメージがあるのです。

実際は四国でも西の方の山では良く咲いているんですけどね。

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コアカソでしょうか。

この仲間は見分けが難しいです。

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ここにもハンカイソウが1株。

草丈が2mほどもあるので、よく目立ちます。

色も黄色だし・・・

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色白のギンバイソウも咲いています。

この一週前の剣山ではピンクのギンバイソウが多かったですが、ここのは色白さんです。

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ほぼ終盤なのか、花弁が落ちていますが・・・・

この先は樹林を抜けて日向に出るので、クサボタンが多いところです。

さて、咲いてるかな?

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