夏のカルスト散策、その2、ヤマホトトギスがいっぱい
天狗荘の駐車場には9時少し過ぎてから到着しましたが、途中からAさんに追いつかれ一緒に走ってきたので、遅れても別にどうということもありません。三連休初日とあって、駐車場が満車でないようにと思い少し早めに出てきたのですが、ここに来る人は山歩き目的ではなく、ドライブや納涼に来るだけなので、それほど早く来る人は少ないだろうと踏んでいたのですが、案の定、駐車場は半分も埋まってませんでした。
山歩きの用意を整えて、歩き始めたのは9時18分ぐらいだったでしょうか。天狗の森迄なら往復しても3時間もあれば大丈夫ですが、念のためにお昼の食料はザックに入れて歩きはじめます。
↑歩きだしてさほど時間のたってない頃ですが、早くもヤマホトトギスが咲いているのを見ました。
薄暗い中でも、天狗の森では時々ハンカイソウが咲いています。
普通は開けた草原で見かける花なのですが・・・
特にアップダウンのない登山道は歩きやすいです。
樹林の中なので、涼しい・・・
何か小さな花が・・・
この時ははっきりわからなかったのですが、あとでモニターで見てみるとミズタマソウですね。
ミズタマソウも数年ぶりで見かけることができて、嬉しい・・・
珍しくはないヒヨドリバナですが、咲きはじめで綺麗なので、一枚撮影しておくとしましょうか。
瀬戸見の森に着きました。
先端まで進むと、天狗荘や四国カルストが見えています。
こうしてみると、四国カルストってかなり高い場所にありますね。
Aさんが「ナガバノコウヤボウキが咲いてますよ」と教えてくれました。
そうそう、ここはこの花が咲くのでした。
実家近くの里山にも咲くので、見に行かねばと思いますが、何しろ夏の里山は暑くて、なかなか足が向きません。
岩に着生しているのはヒメキリンソウかな?
もう花は終わってますが、1月ほど前まではとても綺麗だったとか・・・
日の当たったナガバノコウヤボウキ。
こうしてみると、花の終わったのも多いので、かなり前から咲いていたのかな?
コウヤボウキというと秋の花というイメージがありますが、ナガバノ・・・は普通のコウヤボウキよりかなり早く咲きます。
樹林を抜けて明るい場所に出てきました。
向こうに見えるのは天狗の森の山頂ですね。
再び樹林帯に入ると、足元に小さなコフウロの花。
今年の初見です。
丁度日が当たっていて、撮影しやすくて助かりました。
木陰の場所でも少しツクシクサボタンが生えていて、もう咲きはじめていました。
この分だと、日当たりの良い場所のはかなり咲いていそうで、楽しみです。
この岩に着生しているのはマンネングサの仲間?
これだけ着生していると、花の時期は見事だったことでしょう。
花つきの良いヤマホトトギスが出てきました。
後ろの方でPさんが、可愛くて全部撮影してしまいそう・・・と言ってますが、私もほんとにたくさん撮影してました。
丁度日の当たった花が2輪並んで・・・
ヤマジノホトトギスは香川の山でも結構咲きますが、このヤマホトトギスは香川では見られないので、珍しいというイメージがあるのです。
実際は四国でも西の方の山では良く咲いているんですけどね。
コアカソでしょうか。
この仲間は見分けが難しいです。
ここにもハンカイソウが1株。
草丈が2mほどもあるので、よく目立ちます。
色も黄色だし・・・
色白のギンバイソウも咲いています。
この一週前の剣山ではピンクのギンバイソウが多かったですが、ここのは色白さんです。
ほぼ終盤なのか、花弁が落ちていますが・・・・
この先は樹林を抜けて日向に出るので、クサボタンが多いところです。
さて、咲いてるかな?
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