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2020-09-03

素晴らしい一日に石鎚へ、その8、アサマリンドウにシコクイチゲまで

もうすぐ南尖峰の頂というところで、アサマリンドウが咲いていたのでした。

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↑何とも言えない厳しい場所で咲いているアサマリンドウ。

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よくぞ、こんな岩また岩の真ん中で咲いてるものです。

色は違うけど、アルプスのトウヤクリンドウを思い出させてくれます。

8月半ばにアサマリンドウを見たのは花散策を20年近くもしてきたけど、初めてのことでした。

いや~、南尖峰にも来てみるものですね。

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南尖峰からの眺めは10年ぶり以上かな?

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↑2008年9月に東稜を登った際にはこんなところを登って南尖峰に出ました。

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南尖峰でもエントツ山さんが記念写真を撮ってくださいました。

おかげで良い記念画像がいくつもできました。

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13時35分、南尖峰を後にして下山を始めます。

すぐ下で足がすくんだのか固まってしまった若いお母さんがいました。

小学生ぐらいの女の子は物おじせずどんどん下ってましたが・・・・

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足元に今度はミヤマトウヒレン。

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天狗岳まで戻ってくると、先ほどとは別場所でもリンドウが咲いていました。

すでに咲き終わった跡もあるので、かなり早くから咲いていたようです。

さすが西日本一の高山だけありますね。

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岩とよく似たような色合いのチョウも・・・・

擬態ではないけど、まるで保護色ですね。

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タカネマツムシソウが見つからなかったそうで、ちょっと気落ちして南尖峰から帰ってこられるエントツ山さん。

東稜に咲いてるそうなので、来年は東稜ガイドをよろしくお願いします。

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白骨樹越しの西ノ冠岳と瀬戸内海。

石鎚ならではのスケールの大きい眺めです。

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岩場を登ってきたからには岩場を帰らねばなりません。

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弥山まであと100mはないかな?

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一際高い白骨樹。

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Pさんは弥山まであとちょっとのようです。

鎖場の手前で追いついてこられたエントツ山さんが素晴らしいものを見つけてくださいました。

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なんと、シコクイチゲの花です。

もちろん初見で、今まで見たいみたいと思っていた花にようやく出会えました。

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時期的にはもうシコクイチゲは終わってるだろうと諦めていたのですが、岩陰でまだ咲いていてくれたのですね。

思ったより小ぶりの花で、ハクサンイチゲよりかなり小さいけど、それはこの個体が特に小さかったのかしらん??初めて見た花なので何とも言えません。

それにしても岩場を歩いて、足を伸ばしたおかげでリンドウ、アサマリンドウ、シコクイチゲまでみられようとは・・・石鎚恐るべし。

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ようやく最後の鎖場を登りました。

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天狗方面を振り返るPさん・・・

時間的の遅かったので、かえって混んでなくて幸いでした。

そうでなければ、鎖場で渋滞してたでしょうね。

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弥山まで帰ってきたら、ザックを回収して下山にかかります。

何しろモンベルでスイーツを食べたいので、早めに下らないとモンベルが閉まって仕舞うと大変。

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肉眼で何やら堂ヶ森山頂に見えていたのでズームしてトリミングしたら、山頂のレーダーが見えていたようです。

堂ヶ森にももう一度登って見たい・・・

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豪勢に咲いているミソガワソウに別れを告げたら一目散に下山です。

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尾根を乗っ越すと、まるで違う眺めが・・・

この場所ほど眺めががらりと変わる場所は珍しいです。

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下り始めてすぐに、何か白い花が目に留まりました。

あれまぁ、こんなところでフクオウソウが咲いているとは・・・

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前に倒れこんで咲いているので、株の前に私のストックを刺して支柱代わりにして撮影します。

これも地味ですが、珍しい花です。

結局、見たかった花はほぼすべて見られたのでした。

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