お彼岸ごろの散策で、アキノノゲシほか
実家の仏壇参りとお墓参りは、たいていは私一人で行くことが多いのですが、今年のお彼岸は久々に主人も一緒に行ってきました。
帰り道は、海沿いの道を走ることにしたのと、まだ早い時間帯だったので、私が時々散策する場所に寄ってみました。
山と山に挟まれたちょっとした谷ですが、この辺りも以前はいなかったイノシシが出没するようになり、畑や田んぼの周囲は柵で囲われていて、ちょっと複雑な気持ちでした。私がこの辺りの山に登っていた20年前から10年前ぐらいまではイノシシなんていなかったのにね。
↑アキノノゲシは道端でよく見かける花で、珍しくもなんともない花ですが、淡い黄色の花は野草とも思えないほど可憐な色合いで、好きな花です。
ここではツリガネニンジンとツーショットで咲いています。
ほんとは青空バックで撮ると魅力的ですが、この時はあいにくと曇りがちな空でした。
セイタカアワダチソウも見えているようです。
農村部に行けば、ありふれた光景です。
この辺りのツリガネニンジンはかなり大型になり、シベが長いのが特徴みたいです。
昔はツリガネニンジンを探して、かなり郊外のほうまで行ったものですが、実家から近い場所で簡単に見られることに気づいたのが10年ほど前のことです。
白花の株もあったのですが、今年は見られませんでした。
これも昔は見かけると喜んでいたキンミズヒキですが、これほど咲いているとありがたみが薄れます。
特にいつの頃からか我が家の庭でも咲くようになり、繁殖力が強くて今では抜いています。
茶花の代表的なもので、昔は憧れていたのですけどね・・・・
カナムグラも見かけましたが、花はまだ咲いていないようでした。
もう一度見に行こうと思っています。
こんにちは。アキノノゲシの花色はとても好きです。見つけると嬉しいですね。北軽井沢の山小屋は築30年にもなり、色々考慮した挙句、先月売却しました。薪ストーブの炎ともお別れでした。
https://blog.goo.ne.jp/botanicallife5-1956/d/20200805
投稿: 多摩NTの住人 | 2020-09-30 18:58
多摩NTの住人様、こんばんは。
春に咲くノゲシと違い、玉子色とでもいうような淡い色合いが魅力ですね。
秋のすかっと晴れた青空に良く似合う色です。
軽井沢の山小屋は処分されたのですね。薪ストーブや焚き木など、男の人は
とりわけ炎を見るのが好きなような気がします。
我が家も薪ストーブこそありませんが、子供が小さい頃は主人が落ち葉や枯草を
燃やしてよく焼き芋などしていました。今は周囲の目もあって、そういうことも
できなくなりましたが、実家は周りが人家があまりないので、弟がたまに枯れた草など
燃やしています。
投稿: keitann | 2020-09-30 22:18
keitann様 こんにちは
アキノノゲシですが、小生が見かける時は、大概、これには蜘蛛の糸が掛かっていてみすぼらしい姿に見えてしまいます。
しかし、そういうものが無ければ、さっぱり、すっきりとした姿に見えますね。
この花の良さを再評価させていただきます。
キンミズヒキもこうまで繁茂すると確かに有難みが遠のきますね。
茶花は侘び寂びに拘るのでしょうから、これでは確かに腰が引けそうです。
そういえば今年は未だツリガネニンジンを見ていません。
そろそろ小生も山に出掛けないと・・・・・・・
投稿: ぶちょうほう | 2020-09-30 23:32
ぶちょうほう様、こんばんは。
アキノノゲシですが、今日も実家に行く途中にため池の傍で野草散策してきました。
アキノノゲシは1株だけありましたが、咲きはじめで綺麗でしたよ。
今日はワレモコウやツリガネニンジンをたくさん見ることができました。
キンミズヒキはここまでうるさく咲くと興ざめですね。
もっと高い場所で咲くヒメキンミズヒキのほうが楚々としているかもしれません。
来週も天気が良さそうなので、少し高いところに車で行き、アケボノソウなど探して
来たいと思います。
投稿: keitann | 2020-10-01 22:19