秋の鬼ノ城へ、その2、車道沿いで木の実をいろいろ見る
鬼ノ城は標高300m程度のビジターセンターに車で来られるせいで、ごく普通の格好をした人も歩いていれば、本格的な山歩きの格好をした人も歩いています。周回コースを選べば、みっちりと歩けるので、山好きな人にもそれなりに楽しめる山です。
車道を歩き始めてすぐに、そんな本格的な山の格好をされている若い男女2人組の方たちに追い越されました。山歩きの人は、ちゃんと挨拶をしてくれますね。
↑車道は先の方で行き止まりになっていますが、岩屋休憩所の方へは車で行けます。
この車道沿いは、もう7年前のことになりますが、娘一家が岡山にいた時に一緒に鬼の城へ来たことがあって、ドライブできしたことがありました。
そのときは、自分が将来これほど鬼ノ城に足しげく登ることになろうとは思ってもみなかったのですが・・・それもこれも去年の11月に亡くなった岡山の山仲間・・・Yさんが案内してくださったからですね。
↑何かの実のようなものを見つけました。
どうやらツツジの果実みたいですが、鬼ノ城に普通に咲くツツジと言えばコバノミツバツツジでしょうね。アケボノツツジの果実は見たことがありますが、やはりこんな感じの果実です。
ミツバツツジの仲間は里山でも嫌というほど生えてますが、果実をつけているのはあまり見たことがないように思いました。
丁度キノコの季節だったので、この日はあちこちでキノコをよく見かけました。
↑葉柄が短いのでこれもコバノガマズミの果実のようですね。
この日はヤマハギも良く咲いていました。
またまた赤い実が出てきました。
ガマズミ??
でも、実のつきかたがガマズミとはちょっと違うような?
枝の下側に実がつくんですね。
もしや?と思い調べたら、どうも先ほど湿原で見かけたウメモドキのようです。
そしてこれは、香川の里山ではお馴染みのナツハゼですね。
ところが岡山の里山ではナツハゼはあまりないのか。この日はここで見ただけでした。
赤い果実が多い中、黒い果実は珍しいし、葉が赤く紅葉するので、見分けが簡単です。
もっと熟すると、食べてもあまり酸っぱくないようですが、若い果実は酸っぱいですね。
今度は大きな果実でミツバアケビの果実でした。
同じ赤い果実ですが、葉を見ると葉柄があるのでオオミヤマガマズミかな?
ガマズミの仲間はほんとに同定が大変です。
これは名札があって助かりますが、この樹肌ならすぐにわかりますよね。
経った標高300程度でナツツバキの木が見られるのです。
確か、北門から下ってくるときにも遭ったと思います。
こんな低山にナツツバキがあるなんてと、驚いたのを思い出します。
四国なら標高1000m程度に行かないと見られない木です。
右に登って行けば、北門方面だと思いますが・・・
今日は棚田経由で岩屋休憩所まで歩いてみることにしましょう。
このコースならあまりアップダウンもなかったともいました。
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