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2020-10-09

10月上旬の県境散策で、アサマリンドウ、テイショウソウ

アサマリンドウは今年は8月に早くも石鎚の南尖峰で見ていて大喜びしたものでした。

その後、手術の予定が入ったりしたので、山にも行けなくなってしまいました。でも、嬉しいことにアサマリンドウだけは香川の山でも咲いてくれるのです。

去年は車道沿いに咲くことを教えてもらい、何とか見られたのですが、今年は少しだけ歩かなければ見られない場所にも足を延ばしてみました。

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下から冷たい風が吹きあがってくる急峻な崖状の場所で、点々と咲いています。

バランスを崩すと転落しかねないような場所なので、足元がおぼつかなかった去年はとてもここまでは来れませんでした。

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手の届かない場所で、横一列で並んで咲いているように見えます。

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かと思えば、登山道沿いに簡単に見られるような場所でも咲いています。

辺りは木々が繁って昼でも薄暗い場所ですが、最近のカメラは性能が良いので、少しの明かりでも撮影することができます。

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日が当たっている場所の花を上から覗き込むと、爽やかなストライプ模様が見えます。

数年前にもこの場所にアサマリンドウを見に来ているとき、確か御嶽の噴火があったのでした、

調べると2014年の9月27日、11時52分でした。

その日のアサマリンドウはこちらです。

あの日も天気の良い秋の一日でした。6年前のことになりますが、御嶽であのようにして事故に遭う人もいるのだと思ったものです、そして、当時の私は元気そのもので自分がこのような病気をしようということなどこれっぽちも予感さえしてなかったのでした。

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花が毎年、同じように咲いてくれるのが、当たり前のようでもあり、奇跡のようでもあり・・・

花は咲いても、眺める方のこちらがいなくなることだってあるわけだし・・・

一期一会と言えば大袈裟ですが、そんなことを考えても不思議ではない年齢なんですね。

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↑場所を変えて眺めたアサマリンドウも今年はたくさん咲いていました。

山道を歩けなくなったら、車で来て、眺めることになりそうです。

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テイショウソウもそれほど歩くことなく見られて良かったです。

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花弁がねじれて微妙な雰囲気を持つ花です。

ハグマの仲間はどれもこんな花ですね。

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葉が撮影できる株もありましたが、生憎とテイショウソウ独特の斑入りの綺麗な葉ではありませんでした。

阿讃の山々は地味ですが、秋はなかなか魅力的な花に会える場所です。

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