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2020-10-23

秋の鬼ノ城へ、その5、静かな重田池、おまけのテント

春には十字路せせらぎ辺りはタムシバの森へ向かう際の通過点となっているため、たくさんの人で賑わっていましたが、秋はひっそりとしていて、誰一人として歩いている人もいません。

まさかこんな低山だからクマはいないよね?と思いましたが、中国地方は四国と違いクマが生息しているのでちょっと怖いですね。

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まだ咲きあがってなかったので、危うく見落とすところでしたが、リンドウの蕾がありました。

あの派手なブルーは咲いていれば絶対に見落とすことはないのですが、こんな状態だと急いで歩いているときは見過ごしそうです。

因みに帰り道では、念入りに探すと、5~6株は見られました。

草刈されずに済めば、今頃は綺麗に咲いているはずです。

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なおも歩いていると、いきなりピンクの花が出てきてびっくりしました。

秋の花は小さい花や地味な花が多い中、こんな大きなピンクの花があると、ちょっと大げさですが度肝を抜かれます。

キセルアザミかな~??

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別の角度からです。

奥の方にはちょっと踏み入れない場所だったので、この辺りからしか撮影できなくて・・・

株もとを見ましたが、多分キセルアザミで間違いなさそうです。

それほど頻繁に見ている花ではないので、間違いないとは言えないのですが・・・・

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ツルリンドウがここでも咲いていました。

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二つの花が一緒になったような花ですね。

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コウヤボウキも出てきましたが、香川の里山にはずいぶん多い花ですが、鬼ノ城ではここでしか見なかったです。

まだ咲きはじめで、気づかなかったのかもしれませんが・・・

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通り過ぎようとして、「おや?」と思い足を停めました。

これってシロネでは?

花はもう終わっていますが、花の付き方や葉の感じが・・・・

シロネも香川には少なく、でも湿地の花ですから、この辺りで咲いていて不思議ではないですね。

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ぽつんと、またまたスイランが咲いていました。

群生はしてなくて、ポツンぽつんと咲いています。

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14時46分、やっとこさで重田池に出ました。

春に歩いた時は、せせらぎ十字路からタムシバの森に登り、そこから重田池の先っぽに下ってきて、せせらぎ十字路方面へと歩いたのでした。

亡くなった岡山の山仲間、Yさんが良く「重田池」と言ってました。

タムシバの森を教えてくれたのもYさんでした。

Yさんと知り合うことがなければ、鬼ノ城に登っていたかどうか??

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日曜日だというのに、こちら方面では誰一人にも会いませんでした。

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池の堤防から見下ろすと、春にPさんと歩いた時に見事に咲いていたヤマザクラの木が、今はうっすらと紅葉しています。

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素の遊歩道まで戻って、池のほとりを少しだけ歩いてみました。

池のほとりから岩屋寺や「鬼の酒盛岩」のほうへと行けるんですね。

次回はこの道を辿っても良いかな?

時刻も15時近くになったので、そろそろ引き返すことにします。

この後、山道具のお店にも行きたいので、早めに出ないと・・・

それにカメラのバッテリーの予備を忘れてきてしまったのですが、そろそろバッテリー切れのようです。ハイキングとなると途端に忘れものばかりしてしまいます(^^;)

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↑帰りにはこんな葉っぱを見つけました。

カキラン??

植生を考えればあっても不思議ではないですね。

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分岐を過ぎて、元の車道まで出てきたら、白いソバの花が目に飛び込んできました。

この辺りは広い蕎麦畑になっていたのでしたが、残念ながらこれで完全にバッテリーが切れてしまいました。

あとは車道をビジターセンターまで引き返すだけですが、これが結構、長く感じました。

帰りは総社インターから岡山インターまでの1区間を高速に乗り、山道具のお店へ。

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お店ではいろいろ迷いに迷いましたが、結局、アライテントのエアライズ1というのにしました。

↑翌日、自宅の芝生庭で張ってみましたが、50年前の三角テントとは大違いで、ペグも要らないしすぐに張れますね。

早く星を見に行きたいものですが、次はシュラフを購入しないと・…(^^;)

ついでながら、ブログを始めてから16年が経ちました。

いちばん最初の記事は2004年10月16日にアップしてるのですね。

ブログを始めたことで、山仲間ともつながりができ、ひいてはテント迄買うほど山に入れ込んでしまいました。遠い昔に登っていた山ではありますが、こうして記録を綴れる手段ができたのは有難いことです。

コメント

こんにちは。これがソロテントですか。星の観察が楽しみですね。

多摩NTの住人様、こんばんは。

そうです、↑画像が購入したテントです。
重量は1300gなので、軽いですよ。

私の場合は星の観察というか、満天の星をもう一度見てみたいというのが
願望です。学生時代に苗場山で眺めた手に取れるような星空をもう一度
見てみたいのです。

おっ!! 良いものを買われましたね。
keitann様 こんにちは
山で見る満天の星空は凄味がありますね。
いつか聞いた話ですが、小さい子供が満点のもの凄い星空を始めて眺めた時に「怖いよぅ・・・・」と泣いたそうです。
実際に高いところに行って星空を眺めると、平地では見えていない星が多すぎて、星座が判らなくなりますね。

ツルリンドウの花もこうして見ると趣きがありますね。
後記事のコシオガマの可憐さと、オケラの古武士のような風格も見るべきものがあると思いました。

ぶちょうほう様、こんばんは。

テントを買ったら、子供のように嬉しくなりましたよ。
夏と違い、今の時期は寒いので、早いところシュラフも見に行かなくてはと
思ってます。一昨日、昔の山仲間に会ったので、どんなシュラフが良いか
アドバイスを求めたことでした。
降るような星空と言いますが、昔、苗場で見た星空はそれはすごかったです、
流れ星もいくつも飛んでました。
あんな贅沢な眺めはもう期待できないかもしれませんが、それに近いものが
観られたら本望ですね。
2013年夏に槍の肩の小屋で泊まった時もまずまずの星が見えましたが、一度
すごいのを見ているので、ちょっと物足りなかったのでした。

コシオガマとオケラ・・・見てくださってありがとうございます。
こちらの里山では簡単に見ることができて、有難いです。

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