秋の鬼ノ城へ、その4、「皇の墓」に立ち寄った後、重田池方面へ
岩屋休憩所に簡単な説明図があったので、それを見ていると、休憩所から「皇の墓」までは経った10分ほどで行けるようです。
前回の訪問時に、山仲間のPさんが「皇の墓」にも行きたかったと話していましたっけ。
さらに、その後急坂を登れば岩切観音もあるようですが、急坂を登るのはまだちょっと無理なので、「皇の墓」にだけ行ってみることにします。行こうと思っていた重田池方面とは逆方向なのですが、10分ほどなら大して回り道にもならないでしょうから・・・
↑皇の墓へは岩屋休憩所のすぐ後ろに見えているアスファルト道を登っていきます。
歩き始めてすぐに、こんな2体の石仏がありました。
いい雰囲気ですね。
アスファルト道からすぐに山道に入っていきますが、要所要所に道標があります。
道のすぐ下の方に廃屋のようでしたが、家も一軒見えていました。
13時54分、皇の墓に着きました。
岩屋休憩所から10分とありましたが、まさにそのぐらいの時間で着きます。
お墓というよりは何かの塔のようです。
岡山県指定の重要文化財に指定されているそうです。
南北朝時代のものだそうです。
皇の墓の由来をかいた説明文です。
ほかにも男の人が見学に来られていました。
すぐそばにある道標には犬墓山・馬頭観音とあって、これらは前回も立ち寄っているので、もう行く必要もないですね。
ということで、岩屋休憩所に引き返します。
休憩所の駐車場にはもう車も一台も見えなくなっていましたが、私の方は、車道を下っていきます。
前方にも雰囲気の良さそうな民家が数軒建っています。
鬼ノ城は緩やかな丘のような山なので、民家もあちこちに点在しています。
車道沿いに大きなクリの木があって、クリの実がいっぱい生ってました。
前方の民家の前に、一叢のヒガンバナが咲いています。
10月11日というのに、日陰になる場所なんでしょうか。
ずいぶん遅い開花ですね。
車道の反対側にはまだ綺麗なノブドウが見えています。
まだ木についている栗のイガ。
テイカカズラの細い果実も見えましたが、サヤがはじけて中から綿毛が飛び出すのはまだまだ先の冬のことですね。
車道に落ちていた栗のイガは中身が入っていました。
ちょっと苦労して足で踏んづけて中の実を出したところ、とても大きなクリの実だったので、記念に持ち帰りました。
重田池目指して車道を歩いていると、道路法面に何やら黄色い花。
近寄って見るとヤクシソウでした。
まだ四国ではヤクシソウは全然見てなかったので、ずいぶん早い初見でした。
14時19分、車道から重田池方面へと山道に入っていきます。
分岐から先はあまり草刈りもされてなくて、草むらの道でした。
↑花期の終わりかけているシラヤマギクがたくさん咲いています。
進行方向右側は田んぼが広がっています。
ちょっとした谷間になっている場所は田んぼになっているんですね。
稲刈りはもう終わってましたが・・・
足元に綺麗な斑入りのスミレの歯が・・・
裏を確かめなかったので、シハイスミレなのかナガバノスミレサイシンなのか??
アキノキリンソウも低山ではまだ咲き始めなんですね。
田んぼを離れて、せせらぎ十字路へと向かう道の入り口も草が随分繁っていました。
春は通る人が多いけど、秋はタムシバを見に来る人がいないので、道もあれるのかも・・・
せせらぎ十字路が近くなってくると、スイランの花も出てきました。
スイランの葉はこんなに細いんですね。
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