秋の皿ヶ嶺で花も紅葉も楽しむ、その1、風穴から登る
銅山越に登った翌週はRさんはご主人と新車のドライブに出かけるというので、Pさんと私の二人で、どこに行こうか?と相談していました。Pさんは私の体調に合わせてくれて、皿ヶ嶺でも道後山でも落合峠でも、どこでも好きな所へ行きましょうと言ってくれていました。山仲間はほんとに有難いですね。
まだ、どんどん登れるという訳ではないので、歩行時間が5時間程度の山が良いな~ということで、皿ヶ嶺が良いかなと思いました。それに昔の山仲間の山じいさんにもしばらく会ってないし、そのうち皿ヶ嶺にお邪魔するからと言っていたのでした。山じいさんの都合をラインで尋ねると24日の土曜日なら空いているというので、24日に皿ヶ嶺行きと決まりました。
皿ヶ嶺なら花の少ない今の時期ならあまり時間もかからないだろうし、大野原に7時集合で良いでしょうね。距離はありますが、アクセスが良いので、登山口までそう時間がかかりません。山じいさんとは風穴の駐車場に9時待ち合わせということでお願いします。
↑紅葉にはまだ少し早いだろうという話でしたが、山頂直下は思いのほか紅葉が進んでいてブナ林を歩いているとき、幸運にも日が射してきました。
後はご造像の通り、大撮影会となりました(^^;)
さて、当日24日は7時に大野原に集合した後、Pさんの車に乗せていただき、一路西を目指します。
山登りで高速を走るときはたいていは西条までで高速を下りますが、今回は川内インターで下ります。案の定、早めに川内に着いたので、コンビニに立ち寄り朝食替わりのパンを買い込み、車でいただきました。ただ、この日は天気が良いという予報でしたが、麓から眺める皿ヶ嶺は曇っているようです。
昼間には回復するかな?
風穴の駐車場は私たちが付いた8時50分ごろにはまだほとんど車がなかったですが、山じいさんはすでに到着されていました。
車を下りてびっくり・・・
駐車場の後ろに何か花が咲いてます。
↑紫色の花は良く見ると、ナギナタコウジュでした。
県境散策した日にはまだ咲いてなかったナギナタコウジュでしたが、あれから20日ぐらいしか経っていませんが、もう咲いているんですね。
↑花が終わっているのはアキチョウジかな?
でも、この後咲いている花も見られました。
ミゾソバは開いている花がありませんでしたが、この姿もコンペイトウみたいで、可愛い・・・
この日は花は諦めていたのですが、意外にも花がまだ咲いているんですね。
上を見上げると、一部、紅葉している場所もあるようですね。
テンションが上がります。
新しく出来たトイレをお借りした後、8時58分に歩き始めました。
駐車している車もこの時にはほとんどありません。
トイレの前の方に黄色くなっている木が見えていて、カツラだそうです。
カツラの紅葉なら、キャラメルのにおいがするので、確かめようと近づきました。
すでに半分ほど落葉していますが、それほど香りがしません。
Pさんに確かめてもらいましたが、Pさんも「あまり香りはないかな」とのこと。
落葉し始めると、もう香らなうなるのでしょうか?
登山道は以前登っていたのと少し変わっていました。
考えたら、風穴から登るのは5年ぶり、いやもっと久しぶりかな?
登り始めた途端、アキチョウジが咲き残っていました。
↑これは植栽かもしれないけど。ナナカマドの木です。
おや?
おれはサラシナショウマの咲き残りみたいですね。
10月も下旬ですから、秋の花も終盤なのが当たり前ですよね。
すでに果実になりかけていたサラシナショウマがいっぱいありました。
実はこんなにたびたび来ている皿ヶ嶺ですが、初めて来たのは秋でした。
今は28歳の末っ子が小5かそこいらの時ですから18年ほど前の話ですが、その時もサラシナショウマは見かけました。まだ登山道が荒れていたころです。
今度はタカネハンショウヅルの果実が出てきました。
秋の皿ヶ嶺にはその後も一度訪れてますが、タカネハンショウヅルの花は見た記憶がありません。
ここのは何色の花が咲くんでしょうね。
キバナアキギリが咲いていると山じいさんが教えてくれました。
意外にも、キバナアキギリはこれが今年の初見でした。最初で最後かな?
風穴の手前に着くと、ここではオタカラコウがまだ咲いていました。
風穴から出てくる空気は年間を通じて同じ気温なので、秋から冬にかけては花がかえって遅くまで咲いてるのかもしれません。
風穴は以前と変わらず、中には今も青けしの花が植わっていましたが、青けしは元気そうでした。
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