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2020-12-27

竜山からレオマの裏山を縦走する、その5、猫山から城山へそして下山

見えている車道は阿弥陀越という場所です。

たぶん昔は満濃側から綾歌側へと往来するための峠道だったはずです。

10年近く前に、盛んに工事されていたのは知っていましたが、車道がいつの間にか完成していたんですね。

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私がこの辺りを最後に歩いてからでも5年ほど経っていますが、その頃はまだ工事中でこの道は通行できなかったと思います。

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今では車が通れるようになっているんですね。

そういえば高校時代の友人で、この山の北麓に住んでいる友人が阿弥陀越まで車で行ったとか話してました。

昔の峠越えも今は車で楽々と・・・なんですね。

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阿弥陀越をお地蔵様を眺めながら、猫山の登りにかかります。

ここは本日一番の急登のはず。

14時35分に阿弥陀越を登り始めました。

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早速、ロープが見えてきました。

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振り返ると、急坂を登ってくるRさん。

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上を見上げると、まだまだ続くロープ。

ロープに頼ったところもあったほど。

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アキレス腱が伸びまくりで痛いです。

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15時4分、猫山山頂にようやく到着。

ふー・・・・

きつい登りでした。

170mもの登り返しなのですから、結構あったはずですね。

そして、ここ猫山は去年亡くなった山仲間Yさんと最後に登った山です。

最後に登ったのは2年前の11月でした。

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そのときはRさんは都合で来れなかったのですが、Pさんと私とでYさんとそのお友達のFさんをムラサキセンブリの場所にご案内した後、猫山に来たのでした。

1年後の11月にYさんは亡くなり、その1か月前の10月に私は9時間の手術を受けました。

私の方もたった一年間で生活が激変したのですが、Yさんは帰らぬ人となったのでした。

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持参したデザートのイチゴは大汗をかいた猫山の登りの後には出す機会もなさそうなので、ここで食べてもらうことにしてみんなに配ります。

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15時23分、猫山を下り始めました。

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さすがに12月にもなったらシマカンギクは咲いてないだろうと思ったのに、なんと下りの岩場では2年前にYさんと一緒に眺めたシマカンギクが綺麗に咲き残っていてくれました。

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↑シマカンギクを撮影される在りし日のYさん

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猫山の西側の稜線は岩場があるので、ロ―プが垂らしてあります。

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岩場を下るPさん

PさんもYさんを偲んでしんみりです。

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珍しく、カエデがありました。

カエデなんて里山に自生は珍しいですね。

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最後の城山もここまで来たら登ろうということになりました。

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縦走路のわきの谷側でRさんが見つけてくれたムラサキシキブは豪勢な実をつけていました。

ムラサキシキブもYさんと一緒に眺めたのでした。

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だいぶ西に歩いてきたので、レオマが見えてくるようになりました。

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右側には10月にも孫たちと来た東屋も見えてきました。

ここから先の歩きは広い道なので、歩きやすいです。

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ソヨゴも赤い果実をいっぱいつけて・・・・

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振り返ると、急登なのがうなずける形をしている猫山・・・

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猫山から城山にかけてはこんな広い道です。

この辺から城山の登りに入っていきます。

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紅葉の中を登っていきます。

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16時6分、城山山頂に着きました。

これが本日最後のピークです。

日が暮れないうちに下山できそうですね。

2年前にYさんを案内した時は下山の道をうっかり間違えてしまい、とんでもない方向に下っていたのでした。慌てて引き返し、何とか正しい下山路を下ったのですが、おかげで日暮れ時に下山したという思い出もあります。

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2年前に間違えたおかげで、今回は間違えることなく下山です。

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下山路も綺麗に草刈されていて、この山域はほんとに歩きやすくなりました。

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レオマとその向こうに羽床富士。

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16時22分、山道から車道へと下ってきました。

後はこの車道を下るだけです。

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サザンカが咲き誇っていいるのはログハウスへの下山道ですが、この日は車を第二駐車場に置いてあるので、車道を下らねばなりません。

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いつもの第一東屋?を眺めながら、最後の車道歩きです。

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16時38分、駐車場着でした、

見えているのはPさんとRさんの車だけ。

その後、竜山近くに置いてある私の車を回収しに向かいましたが、明るいうちに山行を終えることができました。

この日の累積標高差は里山歩きながら1000mに及ぼうかというものでした。

良く歩けて満足の一日でした。

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