初めての大森山で新雪と霧氷を楽しむ、その1、最初から雪
竜山の帰り道、Rさんが「エントツ山さんに大森山に案内してもらいたいものね」と言っていました。
Pさんは「何とか私たちでも行けないことはないと思うけど?」と話しています。
ところが私はその辺りの山には登ったことがないので、会話についていけないのですが、一度はその辺の山に登ってみたいものと思っていました。案内してもらうというのはコース取りが難しいのかな?なんて思っていました。そのエントツ山さんに大森山の件でラインしたところ、「もういつでも案内できる状況になったので、言ってくれたら案内しますよ」とのこと。そうこうするうちに12月の第三週末はPさんが都合が悪くなって、山に行けそうもないようです。天気は張れ時々曇りみたいなパッとしない天気ですが、まだ20日の日曜日の方がましかな?20日は幸いエントツ山さんも特にご予定がないそうだし、高知の山仲間のAさんも急遽お誘いしたところOKでした。そんな次第で20日の山行当日3日ほど前に急遽、エントツ山さん、Aさん、Rさん、私の4人で大森山に行くことが決まりました。Pさんは最後まで保留だったのですが、やはり参加できないそうです。
↑この日は高気圧が日本列島の少し西にあったので、平地はともかく山はそれほど天気は良くないだろうと覚悟してましたが、案の定、ほぼ曇り空でした。
一瞬の青空に白く輝く霧氷です。
さて、12月20日当日はエントツ山さんとは別子街道から猿田方面への分岐付近で8時半待ち合わせと決まりました。逆算してRさんとは大野原某所に7時半に集合です。高知のAさんはちょうど代車を使用されているときだったので、Rさんに車出しをお願いすることになり、川之江の某所に8時集合にさせてもらいます。
大野原でRさんの冬タイヤに変えた四駆の車に乗せてもらい、川之江では順調にAさんと合流します。
エントツ山さんとの待ち合わせ場所付近くに差し掛かったところ、エントツ山さんの車が見えたので、急遽、車を停めてもらいました。エントツ山さんの隣には見知らぬ男性が二人。
最初はエントツ山さんが私やRさんを案内するために助っ人の方でも呼んでこられたのかな?と思いましたが・・・(そのぐらい手間がかかる私たち?)
実際は偶然、ここでお二人がエントツ山さんとお会いしたそうで、お二人のうちBさんはエントツ山さんの掲示板に良く投稿されている方でした。
お二人も大森山に登ろうとされていたようで、急遽、私たちと一緒に登られることに話がまとまったようです。
実はこの道を走るのは私は初めてのことで、興味津々です。
別子街道は東赤石や西赤石に登るために今までに何十回と走ってますが、いつもこの分岐から先が気になってました。
もっと細い道かと思っていたけど、実際は意外と広くて快適な道路です。
けれども、集落を超えて植林帯の中を走るようになったら、少し雪が出てきました。
この3日ほど前に寒波が来たので、山は雪が降ったようですね。
行く手に、格好の良いピラミダルな山が垣間見えてきて「あれが大森山かな?」と思います。
↑結局、大森山がばっちり見える白髪山トンネルの手前に着いたのは8時50分ごろだったでしょうか。
見あげると、山頂直下辺りから霧氷がびっしりついているのがはっきりと見えていて楽しみですね。
尖っていて山頂みたいに見えるのは前衛峰で、実際の山頂はその奥なのだそうです。
↑これが白髪トンネルで、トンネルの高知側にも登山口があるそうです。
即席のこの日のメンバーで記念写真を撮るというので、私も一枚撮影させてもらいます。
話には聞いてましたがBさんは松山在住の私の昔からの山仲間である山じいさんの職場での後輩になられるそうです。
向かって左からRさん、エントツ山さん、Bさん、今治探検隊副隊長のIさん、Aさんです。
エントツ山さんがトップで歩き始めたのは9時ちょうどでした。
車道の上には2センチほどの積雪。
今年初めてどころか、私は去年は病気のために雪山どころか里山ですらほとんど登ってなかったので、数年ぶりの新雪ですね。
車道歩きはほんの100mほどで、ここからが山道のようですが・・・
一応、病み上がりだということで私がセカンドを歩かせてもらいます。
↑まだ車道の上でいらっしゃるほかの方たち。
車道とは言いますが、途中、未舗装の個所もあったりで、辺りは林道という雰囲気でした。
ネットが張ってあって、ネットの向こうに大森山の格好の良い姿が見えます。
ネットがあるということは入り口の柵があり、入り口には例のごとく針金で巻いてあるのを外して入ります。私はぼーっとしていて、イノシシ除けの柵のように感じていましたが、こんな高い場所ですからシカ除けのネットだったんですね。
↑入り口の柵を開けてくださるエントツ山さん
天気はパッとしませんが、時折、青空が少しだけ見えます。
この辺りは帰りに気づきましたが、苗木を植えてあって、それをシカから守るためにネットを張ってあったようです。
入り口があれば当然、出口もあります。
早足で歩かれるエントツ山さんがあっという間に100mほど前を歩かれています。
道を探すためでしょうね。
ネットから出ても、どうやら林道歩きが少しあるようで、時折、林道から林道へショートカットして直登します。
後ろから来られるAさんは何度か登られていてご存じんなようで、このまま林道を歩いて行っても峠に出ますと言って、林道をそのまま歩かれているようです。
ショートカット後に、再び林道を歩かれるエントツ山さんとBさん。
この辺で積雪は4センチ弱ぐらい。
行く手に鉄塔が見えてきて、どうやらあそこが峠のようです。
猿田峠というのがこの峠の名前でしょうか。
そのまま林道を歩かれていたAさんとIさんがすでに鉄塔のところに着いて待っていてくれました。
鉄塔は住友共電の鉄塔のようです。
赤星で見かける住友共電の電線はこちら方面に伸びているんですね。
鉄塔のところで、休憩を兼ねてアイゼンをつけます。
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