念願だった鷲ヶ頭山に登るその4、烏帽子岩の素晴らしい眺め
今治から広島にかけての海はまだ燧灘というのでしょうか。
その燧灘の絶景を眺めながらのコーヒーとおやつは最高でした。
↑新しいスマホで撮影した安神山からの絶景写真です。
長い休憩も終えて、11時半ごろ、安神山を出発します。
歩き始めてすぐに、法面でコウヤボウキが咲いていました。
ふつう12月というと花は終わって綿毛になりかけてるものですが・・・
これなんかもまだまだ綺麗でびっくりしました。
展望の良い稜線歩きとなり、正面に格好の良い岩が見えてきました。
横を見ると、こんな果実がぶら下がってます。
名前をなかなか思い出せませんでしたが、カエデドコロの果実みたいですね。
葉がカエデに似ています。
正面の岩場では単独男性の方がしばらくいらっしゃったので、良いモデルさんになっていただけました。
この岩を烏帽子岩というらしいです。
確かに烏帽子に似ています。
男性の姿が絵になりますね。
烏帽子岩の手前では何やら白い小さな花が・・・
ズームすると、アベリアの花みたい・・
アベリアというと車道の中央分離帯などによく植え込まれた低木ですが、こんなものまで生えているんですね。
撮影中のPさんとRさん。
低山と言っても結構色づいていて綺麗です。
烏帽子岩辺りに転がっている、黒く焦げた木の枝。
最初は誰がこんなところで焚き木なんか?と思ったのですが、よく考えたら山火事の名残でしょうかね。
炭になってしまった木の枝は腐ったりもしないので、山火事後10年以上経っても残っているんでしょうね。
いよいよ烏帽子岩に登ってくる二人・・
まぁ、登らずにスルーもできるのですが・・・
何かを指さすRさん
何を見つけたのでしょう?
烏帽子岩には無理すれば登れなくもなさそうですが、今回はパスします。
烏帽子岩を見上げるPさん
登山道からは外れていたので、元の道に復帰します。
豪勢に返り咲しているヤマツツジがありました。
今年はサクラと言いツツジと言い、返り咲がすごく多いです。
岩場を過ぎると、今度はこんな登り坂です。
ウバメガシが両側に生えた直登道です。
私が登り終わるのをどうやら撮影しているらしいPさんたち。
なかなかの急坂で、これを登ると汗が吹き出しました。
この辺りまで登ってくると、コナラが良い色になっています。
下は照葉樹林でしたが、標高300m程度に登ると、コナラも生えているようです。
ネジキのほうは赤く色づくんですね。
keitann様 こんにちは
いろいろなものが出てきましたね。花ばかりでなくて山火事の痕跡までも見させていただきました。
山の頂から見る晴れた日の海面はやはり見ものです。瀬戸内海の島並もこのような凪ならば本当にのどかそのものですね。
コウヤボウキにヤマツツジの花なら季節違いで済みますが、アベリアとなりますと場所違いとなるのでしょうか。
烏帽子岩は良いアクセントになっていますね。
コナラはこの色のほかに、見事な紅葉を見せることもありますね。
ネジキの紅葉・・・・こういうものもあるのですね。
投稿: ぶちょうほう | 2020-12-15 15:32
ぶちょうほう様、こんばんは。
こちらの記事にもコメントいただきましてありがとうございます。
島は山火事が多いようで、私の住む市の島も20年ほど前に大きな山火事があって、
その時はご近所の消防団の方たちもこぞって消火に駆け付けたようです。
2週間ほど燃えた火の後は、今も島に痕跡を残しています。
ここ大三島も20年ほど前に山火事があったようです。
島から眺める瀬戸内海は私たちが天気の良い日を選んで登るということもありますが
たいていは波が穏やかでべたなぎの日が多いです。
こういう海に慣れ親しんで育った私たちには太平洋や日本海の荒波はいつまで経っても
ちょっと怖く感じてしまえます。
山火事が起きて、辺りが焼け野原になった後はいろいろな栽培種などの種が育ちやすい
のか、鷲ヶ頭山には栽培種ら外来種の植物が多かったです。
アベリアもその一つなんでしょうね。
コナラの紅葉・・・・先週末の山行で見事な里山の紅葉を見ることができました。
投稿: keitann | 2020-12-15 22:08