初めての大森山で新雪と霧氷を楽しむ、その6、岩場の下山後に最後のコーヒーを
いよいよ問題の岩場に差し掛かります。
私も下りでは完全防水の手袋に替えたので、特に問題ありませんでした。
↑御年の割には実の軽いエントツ山さん・・・
二つ目の岩場もするすると下って行かれます。
岩場の苦手なRさんも何とか下ったようです。
しんがりをAさんがつとめてくださっているので、安心して歩けます。
下りでもやっぱり砂糖菓子みたいなツルシキミの実を撮影しました。
何とか岩場は乗り切れたようですが、汗をかいたというRさんがダウンを脱いでも良いかな?という声。
対してエントツ山さんは待ち時間が長かったのと、寒がりでいらっしゃるのか5枚も着ているの寒い寒いと仰ってますに。
そういう私も登りではたった2枚しか来てなかったんですが、登りはそう寒く無かったです。
下りはダウンを着ていて全部で3枚でしたが、ちょうどよいぐらいでした。
あれ以上寒かったら、薄手のダウンではちょっと辛かったかも・・・
昔はマイナス20℃という寒さの中で雪の上で寝たこともあったのですが、今はとんでもない話ですね。
久しぶりに「寒い」と感じた山行でした。
石鎚辺りでも天気の良い日だとそれほど寒さは感じないですからね・・・
もう心配のない道まで下りてから振り返る大森山。
佐々連尾まで行かれたBさんたちは大丈夫かな??
もうすぐ鉄塔というところまで下ってきて、ここまで来たら危険な個所はありません。
13時59分、鉄塔の横を通過します。
来た時とちょっとだけ違うコースを歩きます。
振り返る大森山は雪雲みたいな雲がかかっていて、この日は天気の変化がめまぐるしいです。
向こう側に見えているのは赤星山方面でしょうね。
雲がかかってもう判然としませんでした。
下山は適当に植林帯をショートカットしたりして下ります。
鹿よけの咲くまで来たら、もう下山したも同然です。
柵の内側の小さな木を植林した場所からは大森山が良く見えていて、それもちょっと日が射したりしています。
登る前と登った後とでは、同じ山でも見る目が違ってきますね。
鹿よけの柵から出ます。
最近は里山ではイノシシ除け、高い山ではシカ除けの柵と、登り始めに柵を開けたり閉めたりする作業のある山が増えました。
私が登山復帰した20年近く前にはそんなことはなかったのに・・・
最後はほんの少しの車道歩きです。
車が見えてきました。
お疲れさまでした。
車道横の溝の上では今季初めて見るツララ。
その上ではすっかりドライフラワーになったノリウツギの花がありました。
駐車場所からも最後に大森山を撮影します。
ちょっと苦労した岩場がここからでも良く見えてますね。
真っ暗な白髪トンネルの向こう側にも登山口があるそうです。
寒かったので、身体を温めるためにもう一度コーヒーを入れることにしました。
この時ガスボンベがうまくカートリッジに入らず、エントツ山さんが5分以上悪戦苦闘されてました。
どうやら取説を呼んでいらっしゃらなかったのかな?
まぁそれでも何とかうまく入って、無事にお湯が沸きました。
今度は平坦地なので、苦労ありません。
クリスマスパーティーの前倒し?それともプチ忘年会?
どちらでも良いのですが、コーヒーとお菓子で温まりました。
寒い山行の時は暖かいものを飲んだり食べるのがいちばんですね。
4人でほっこりとあったまってから、帰途に就きました。
三島の町まで帰ってきたら、瀬戸内海側はもちろん晴れていました(^^;)
後からわかったのですが、BさんとIさんもその後無事に佐々連尾山と大ブナの駄馬迄行かれたそうで、さすがに男性の方は違いますね。
去年の冬は飯野山に登るのがやっとで、それすら筋肉痛が出たほどでしたが、一年間皆さんと一緒に登ったおかげで大森山から帰った後も筋肉痛は出ませんでした。(^^;)
エントツ山さんとAさんには頼りない女性陣を案内していただいて、ほんとにありがとうございました。
良き山仲間に恵まれて、ほんとに幸せです。
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