徳島との県境方面を周回する、その5、ビク山で一休み
あまりにあっけなく龍王山に着いたので、コーヒーはビク山までお預けにして、このまま歩くことにします。
休憩が終わっって歩き始めてからまだ20分しか経っていません。
↑今回もまたまた眺めたキティさんのアクリル板の山名表示の札にもお別れします。
地図を見ると、龍王山からビク山まではほんのすぐの距離に見えました。
おまけにアップダウンもそれほどなさそう・・・・緩やかな尾根伝いにちょっと下ったり登ったりするだけのようです。
ところが直で下っているので、地図で見たのより実際は激下りのように感じました。
転ばないようにそろそろと下るRさん。
まぁ危険なところはありませんが・・・・
下り始めてすぐに鉄塔がありました。
この時は先ほどの続きの鉄塔かと思っていたのですが、実際はここから讃岐鳴門線の鉄塔に変わっていました。
大坂峠までの鉄塔は板野大内線でした。
↑ここなんかめちゃくちゃ急な下りです。
展望はほぼありませんが、一か所、大きなウバメガシが倒れたところに空間があって、ここからちらりと海が見えます。
よく見ると、その向こうに島が見えていて風車が見えているので、あれは淡路島ですね。
霞んでいるのが残念・・・
道はそれほどやぶという訳でもないですが、木の生えてないところではススキが繁っています。
今までノイバラのトゲでダウンを破いたことが2度ばかりあるので、ちょっと心配でしたが、幸いススキぐらいではダウンは破れないようで助かりました。
気温が低めなので、下りだとダウンを着ていた方が暖かくていいです。
↑こんなところは道はすぐにわかりますが、ここも尾根を直で下っているので、地図で見るより急な下りです。
目の前に何度も山らしきものが見えて、そのたびにあれがビク山?と思うのですが、ニセピークばかりです。
↑ここもススキですね。
かなり前の方にアカマツが繁っている山が見えていて、今度こそビク山で間違いなさそうです。
その山に向かって最後の一登りです。
思った通り、アカマツの山がビク山だったようで、13時11分、囲いのある石仏がありました。
続いてすぐに山頂標識。
ビク山に着きました。
まずは三角点があるそうなので三角点を探します。
登山道の進行方向右側に少し引っ込んで三角点がありました。
本日2個目の三角点です。
Rさんにとってはお初の三角点ですね。
地図で見たのより時間を食いました。
大坂峠での休憩から1時間以上経っているので、ここでコーヒー休憩としましょう。
山専ボトルでも午後になったらお湯の温度が下がっているので、折角持ち上げたことだしプリムスでお湯を沸かしましょう。
地面が落ち葉だらけなので、落ち葉を少しどけてから火を点けました。山火事でも起こすと大変ですからね。
私たちには珍しく、この日初めてのおやつもいただきました。
龍王山に比べれば山頂が広いし陽射しも少しあったので、こちらで休憩にして正解でした。
しかし、下りの地図を見て、二人で愕然としました。
尾根の等高線が混みあっていて、これは相当激下りですね。
まぁ、でも皆さん下ってるようなので、何とかなる??
13時40分、休憩を終えて、いよいよ最後の下りにかかります。
道はまぁ、わかるのですが、ビク山までの道とそう変わらない道です。
すごく良い道という訳ではないです。
行く手に県境の山々らしき稜線も見えてきたようです。
ビク山周辺ではウリハダカエデらしき幼木をたくさん見かけたのですが、落ちた葉も確認したので、やっぱりウリハダカエデに間違いありませんでした。
標高500以下の山ではそれほど見かけない木だと思うのですが、西讃の山とはちょっと違いますね。
思った通り、すぐに激下りになりました。
おまけにかなり長い下りです。
地図を見た限りでは最初は緩やかな尾根下りだと思ったんだけど、どうも勝手が違いました。
↑こんな道を5分ほど下ったでしょうか。
ようやく下り切ったと思うところで、サルトリイバラの赤い実があったので、Rさんが下ってくるまでこれでも撮影しましょう。
↑下りきったと思ったら、13時40分、いきなり鉄塔保線路に出くわしました。
保線路になった途端、↑のような素晴らしく良い道になりました。
保線路さまさまです。
14時7分、119番鉄塔を通過します。
赤いものは何でも撮影しようという訳でマンリョウの実も撮影します。
山で見るのはちょっと久しぶりかも。
14時16分、118番鉄塔の横を通過するRさん。
それにしても鉄塔保線路はジグザグを切ってくれていて素晴らしく良い道なのですが、ジグザグのふり幅が広くて、距離的には長い距離を歩きそうな感じです。
目の前に見えている大きな山容の山は大山??
ズームすると、鉄塔が見えます。
大山には鉄塔があるというのは聞いたことがありましたから、大山で間違いなさそうですね。
鉄塔から少し下ったところで、下を見ると尾根伝いにも下れなくはなさそうな感じ。
ジグザグを歩くよりも手っ取り早く下れるかもとRさんが言います。
じゃ、下ってみる?と少し下ってみましたが、やはり尾根が急すぎて足場が悪そうです。
やっぱり、保線路が間違いないねということになり、保線路迄登り返します。
このすぐ上が保線路との合流点です。
保線路に戻ったら、やはり長いジグザグでしたが、山の斜面が急すぎるのでこんな長いジグザグにならざるを得ないようでした。
↑たぶん尾根をそのまま下っていたら、この尾根だったろうなと思う尾根を見上げます。
踏み跡程度はあるのですが、滑りそうな道なので、保線路を歩く方が間違いないです。
Rさんが下に下りれるのだろうか?と心配しているのですが、谷を挟んで電線が伸びているので、保線路も一旦は下に降りるはずですね。
向こうの方には地図に載っている池?ダム湖?も見えています。
コメント