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2021-01-22

徳島との県境方面を周回する、その1、久々に東讃の山へ

1月の第三週末はPさんはまだ忙しいし膝の調子もあまりよくないというので、Rさんと二人で行先を考えます。Rさんから引田の翼山と城山にでも登りますか?とラインが来たのが15日のことでした。地図で見るとどちらも標高も低いし、すぐに登れそうで、午後からは時間が余りそうなので、もう一座ぐらい登れる山を探しましょうということになりました。

その結果、二人ともが徳島との県境の山で龍王山とビク山という同じ山を考えていたのでした。標高は500m弱ですが、海岸から県境を歩けば面白いのではないかと私も思いました。Rさんは大坂峠経由で行きましょうとのことで、12月は愛媛との県境を歩いたことだし、今度は徳島との県境も良さそうですね。

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↑結局、大坂峠まではいろいろな道を辿ったのですが、その後、無事に龍王山~ビク山と歩けて、山麓まで下ってから眺めたビク山方面です。

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↑今回もyamapで取ったログです。

当日、17日は高速の三木バス停でRさんを私が拾う手はずになりましたが、龍王山やビク山のルートはもしかしたら歩きにくいかもしれず、時間を余分に見て、初めは9時待ち合わせを前日になって8時に変更しました。結果的に、これが功を奏しました。もし9時集合なら、下山は暗くなっていたかもしれません。

さて、打ち合わせ通り、8時前に三木バス停でRさんを拾ったら引田インターを目指します。

高速はコロナ禍のせいかがらがらであっという間に引田に着きました。

問題は車を置く場所ですが、さぬき相生駅付近が良いのですが、うっかりとして行き過ぎてしまいました。確か讃岐相生駅より1キロほど東に県境があったと思うのに、もう県境らしき標識が出ています。これを見たのがこの後、私の認識を狂わせてしまったようです。

車を回して、相生駅の方へと引き返します。

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讃岐相生駅に着いたのは8時20分ごろだったでしょうか。

無人駅ですがすぐ傍に大きな木がありました。

高松から東に鉄道で来ることは滅多になく、今まで青春18きっぷで香川~徳島をぐるりと周回したことが二度あって、その時に電車の中から見ただけの駅です。

もちろん外から眺めるのは初めてでした。

車ででも今は高速ができたので、この辺りの下道を走ることはまずありません。

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↑讃岐相生駅近くに立っていた説明板。

南海道の駅があった場所なんですね。

愛媛との境界を歩いた時も古道の説明がありました。

ロマンを感じるひと時ですね。

尚、東大総長をされた南原繁先生の講演は大学時代に九段会館で拝聴した覚えがあります。

県人寮に在籍していた関係です。

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車は以前、Rさんが置かせていただいたという相生港の片隅に置かせていただきました。

朝日が水面できらめいています。

朝は穏やかな海でした。

支度をして歩き始めたのは8時38分のことです。

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駅のすぐ北側の国道11号の傍らにしこくの道の道標が立っています。

これからしばらく、この道標を追っかけて歩くことになります。

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↑まるで県境を思わせるような標識が国道11号にかかっています。

その向こうの標識には大坂峠の表示があって、ほんとはそちらを歩いても良かったのかな?

後ろに見える山なみが県境の尾根だったようです。

前日にエントツ山さんの県境歩きの記録を読ませていただいたので、頭の中で想像を膨らませていました。

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まずは道標に従って踏切を渡ることに・・・

踏切の周囲に麦畑が広がっていて、高松のRさんは麦畑を珍しがっています。

私の住む辺りでは麦畑は珍しくもないですが(^^;)

後ろに見えている山々は数年前に登った白鳥アルプスみたいですね。

あの山も面白かった・・・・

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踏切を通過すると東に讃岐相生駅が見えます。

そこだけ複線になっています。

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踏切を超えて道路はまっすぐ山の方に伸びています。

あの山が龍王山やビク山かな?なんて言いながら歩きますが、どうやらその考えで合っていたようです。

何しろ土地勘のまったくない場所を歩くので、何が何やら??状態です。

P1173862z

道に花の一つもなかなか見られない状態なので、今回もまたホトケノザでも撮影しときますか。

東讃は毎日の天気予報など見ていると、どうも私の住む辺りよりも気温が低いようなのです。

見ている景色もちょっと寒々としています。

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先ほどの鉄道を珍しく3両つなぎの電車(ディーゼルカー?)が走っていきます。

3両つなぎだと思ったら特急のようで、高徳線は自宅の傍を走っている予讃線に比べると本数も少ないし、特急でも3両なんですね。予讃線のしおかぜなどは6両ほどあると思います。

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県境まで2,8キロという数字が見えています。

県境とは大坂峠のこと??

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とにかく県境と書かれた方角を追って歩きます。

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南の方の山裾には高速が見えていて、危うくそちら方面に行きそうになりました。

が、道標が東を指しているので東を見てみると、そちらにこんもりとした丘が見えています。

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道端には寒さで赤くなったタンポポ。

寒くて花も咲けないようでした。

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進むべき方向をかんがえているRさん。

Rさんは以前一度、ご主人と大坂峠まで歩いているそうですが・・・

見えているのは大坂峠方面かな?

とりあえず、今いる場所の西に池があってそのそばに丘が見えています。Rさんの話では丘の上に神社があって、その近くには三角点もあるようなので、そちらに行くことにします。

神社の横には結局、電波塔があったのですが、電波塔を管理するための道路と思われる道を登ると・・・

P1173872目指す電波塔に着きました。

そして・・・

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その横に神社が・・・

調べると小坂神社という神社でした。

神社到着は9時4分です。

P1173878

まずは登る前に無事登山のお詣りをします。

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境内には五角形の石柱が祀られていました。

御幣も飾られています。

そういえばこれと同じものを白鳥アルプスを歩いた時も見ました。

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↑これです。

調べてみるとこれは社日というそうです。

興味ある方はこちらをどうぞ。

各面にお祭りしてある神様が彫られています。

私の住んでいる辺りの神社では見ないように思うのですが・・・

三角点はどうやらやぶ漕ぎになりそうだからとRさんは諦めて、このまま進むことにしました。

たぶん表参道と思われる階段を下ると・・・

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↑ここには石仏が彫られた石柱が・・・

神仏混淆の名残ですね。

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