徳島との県境方面を周回する、その3、鉄塔保線路も歩く
ほんの少し登ったら展望台かと思ったら、意外と登りました。
霞んでいますが眼下に海が見えます。
↑四国のみちから登り始めて4分ほどかかりました。
展望台には10時3分の到着でした。
海の手前に引田の町についての説明があります。
引田の山は初めてのようなものだけど、町はひな祭りなどで有名なので、今までに何度も訪れています。昔ながらのかめびし醤油屋さんなども生協の運営委員をしていたころですから、もう30年ほど前に来たのではないかと思います。
歩き始めて休憩らしい休憩は取ってなかったので、ここで休憩します。
私は朝食を軽くしか食べてなかったのでここで茹で卵を一ついただきました。
まだしばらくは登りがありそうなので・・・
ここで標高は200程度ですから、あと300程度は登りですね。
折角ここまで登ってきたので、四国のみちまで戻らずにこのまま尾根を進むことにしました。
Rさんがスマホの地図で確認してくれたところ、このまま行っても先で四国のみちと合流しそうとのことです。私は?と言えば、てっきりこの尾根が県境尾根だと早合点してしまい、県境を歩けるなら嬉しいな~なんてのんきなことを考えています。
10時10分、休憩を終えて歩きはじめます。
今度こそは大坂峠まで行かないとね。
歩き始めた途端、赤い実が落ちていたので見上げるとカマツカの木でした。
里山で良く合います。
↑この境界見出し標を県境と早合点してしまったのでした。
これはただの境界を表す札なんですね。
シダはあるものの、ちゃんと歩くスペースがあって、これは道と踏み跡の中間みたいなもの?
登るところは直登していて、ロープ場になってきました。
ストックだけだと滑りそうなので、ロープも頼らせてもらいます。
「やっぱり県境はワイルドやわ」なんて言いながら・・・
ようやく一息つけるほどなだらかな場所に出てきました。
下にRさんの頭が見えます。
その後すぐに、鉄塔保線路の指標がいきなりという感じで出てきました。
あれ、どこから保線路になったのかな??
よく確かめなかったのですが、まさかロープ場の道が保線路とは考えにくいですね。
時刻は10時28分。
その後は鼻歌交じりで歩ける高速道路みたいなものでした。
↑こんな良い道が続いています。
さすが保線路ですね。
中には広場のように広い境界杭が入った場所もあったり・・・
10時36分、21番鉄塔を通過します。
その後も快適な道です。
アップダウンもないので快調に飛ばせます。
今回もピンクコウヤボウキです。
10時46分、20番鉄塔通過。
まだまだ快適な道です。
そしてこの辺りこそが県境になっているのでした。
10時50分ちょうどに四国のみちと合流しました。
50分間ほど、四国のみちと別れて歩いたことになります。
四国のみちと合流してからは柵まで設置してあって至れ尽くせりの道です。
やはり遊歩道という感覚ですね。
坂道を登っていると・・・
ミヤコアオイの葉っぱがあちこちに見えました。
ほかにも県境当たりではよく見る植物です。
花を探したけど、まだ花芽でした。
カンアオイを観察していると、上から数人の若者が下ってきました。
皆さん、トレランの格好をされています。
徳島方面の北島から来ましたとのことで、え~、この時間にここまで走ってきたの??
さすがに若い人は違います。
坂を登り切ってどうやら稜線に出そうな感じです。
登りきったところに、道標が立ってました。
休憩所まで0,2キロ。もうすぐですね。
道標のもう一方を見たら、大坂口番所跡と書かれていて、そこまで1.5キロです。
徳島側に番所があったようですね。
大坂峠までもうすぐと思ったら、気持ちもルンルンです。
丁度日も差してきて、見上げるとテイカカズラの綿毛が飛び出そうとしています。
冬場の歩きではお馴染みの光景です。
道の傍らにはアセビの木も出てきて、この日初めて見たように思います。
そういえば、Rさんの話ではこの後、アセビ公園というところを通るそうです。
アセビが多いところなんでしょうか?
赤いサルトリイバラの実もあって、色のついたものはこの時期何でも撮影しておかないとね(^^;)
いよいよ頭上が明るくなって、もうすぐそこが展望が開けそう・・・・
その手前に目立たないけど、小さな祠があります。
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