吉津峠~真平山~加嶺峠~吉津峠周回、その5、高尾木山かと思ったら・・
稜線に戻ったのは、14時25分のことでした。
↑ノイバラなどはなくて樹林なので、木の隙間を縫って歩けます。
赤テープもところどろこにあって、これは地籍調査のものなのか山歩きの人が残したものなのかはよくわかりませんでした。
進行方向左手にコンクリート製の水槽がまた出てきました。
こちら側の斜面にミカン畑があるので水槽もこちら側にあるようです。
続いて今度はプラスチック製のような水槽が出てきました。
これは境界の杭??
木々の隙間から向こうの方に山が見えてきて、あれが高尾木山だと思い込んでしまいました。
意外と近いな~なんて思ったのですから、あとから考えたらバカもいいところですね。
斜面を下るようです。
先ほど間違ってミカン畑に下った分岐が鞍部のように思ってましたが、地図を見るとまだ真平山の尾根が緩やかに下っているんですね。
↑この辺りはまるで歩きやすい道みたいでした。
途中大きなヤマザクラがあったので、見上げます。
ピンクの幅広のテープが巻かれた木があり、この辺がほんとの鞍部のようです。
時刻は14時34分。
ここからは登りになるようです。
この時、自分ではいよいよ高尾木山の登りだと思い込んでいます。
つまり真平山に続いてすぐに高尾木山だと思っていたのです。
割と緩やかな登りです。
でもところどころでススキがありますね。
カゴノキも見えています。
14時42分、山頂と思われる場所まで登ってきました。
でも山頂標識も何もありません。
しばらくその辺をうろうろしましたが、何もありません。
高尾木山の登山口はいつだったか一度だけ通りがかったことがあって、博智山の登山口みたいにちゃんと整備されていました。なので、山頂標識がないはずがないのです。
おかしいなと思ってyamapで地図を出してみたところ、なんと、今いるのは標高243mの無名ピークではありませんか。
山頂表示も何もないはずですね。
その後、実家方面に行ったとき、真平山方面を撮影して山名をテキストで入れてみました。
真平山に続いてあるのが高尾木山だとばかり勘違いしていたようです。
とにもかくにも、自分の勘違いとバカさ加減に気づいたのですが、それもこれも登る前にちゃんと地図確認しなかったせいですね。
こうなると、次の目的は加嶺峠で、時間的に高尾木山は無理かも知れません。
この無名ピークも真平山と同じく南北に細長い台地状になっています。
なのでしばらくは平坦な場所を北へ向かい歩いていきました。
ところが、平坦な部分が終わると、いきなりという感じで急斜面になってました。
地図で確認すると、その部分の下りだけ等高線が混みあっていて、激下りです。
でも加嶺峠までの50mかそこいらなので我慢して下ることにします。
↑等高線の込んだ部分です。
赤テープはあるものの、自分で何とか下りやすそうな場所を探して下りますが、立ち木につかまって下らなければとても下れないような斜面がしばらく続きました。
そんなときでもコウヤボウキの綿毛の綺麗なのを見ると撮影してしまいました(^^;)
下の方に鉄塔が見えてきました。
15時20分、さしもの激下りも何とか終わったようです。やれやれ・・・
15分ほど激下りの斜面で一人でてこずりながら下ることができました。
緩やかになったと思ったら、いきなりという感じで良い道に出てきました。
この先もいい道が続いていると思ったら・・・・
やっぱり鉄塔保線路だったのですね。
15時22分、たぶん10番鉄塔と思われる鉄塔の下までやってきました。
やれやれ・・・その後休憩してなかったので、ここで休憩するとします。
ポットのお湯でコーヒーを作り、おやつはドライマンゴーです。
真平山に登る直前に山仲間たちとラインしていたのですが、ここでラインの返信を打ちました。
鉄塔から見えているのが正真正銘の高尾木山ですね。
高尾木山の取りつき当りにも鉄塔が見えています。
やっぱりこの時間ではもう高尾木山に登るのは無理ですね。
吉津峠まで周回する時間が必要ですから・・・・
15分ほど休憩した後、加嶺峠に下り始めました。
時刻は15時37分。
引き続き良い道がついています。
歩き始めてすぐに、今度は電波塔が出てきました。
電波塔横の向こうに道がついているのかと思ったら、その先には道がありませんでした。
引き返すと、電波塔手前に赤テープがあって、そこから下っています。
車道が見えてきました。
ここが加嶺峠でしょうね。
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