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2021-02-05

高知の南嶺三座を歩く、その2、ヤブツバキに癒される

登っていく斜面には落ち葉が積もっていて、なおのこと足元が滑りそうで、ストックをついて何とか登っていきます・。

Kさんはストックなしで登って行かれるので、Rさんがストックなしでこの斜面を登れるなんてすごい・・・と感心しきり。

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ようやく尾根のようなところに出たと思ったのですが、それでもやっぱり急な登りです。

見上げると、ヤブツバキの花がとても綺麗に咲ていて、一気に和みました。

香川の里山では一度の山行でヤブツバキは1輪か2輪しか見てませんが、高知は暖かいので、たくさん咲いてますね。

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↑少し登りがましになったかと思われましたが、それでも結構、急です。

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高知のお二人はほんとにすたすたと登られますね。

私も息が上がるとかそういうのではないですが、何しろアキレス腱が痛い・・・

山登りが一週飛んだのでなおさらかな?

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やっとこさで平らなところに出てきましたが・・・・

Aさんのお話では、また急な坂がありますよ、とのことでしたが、その後は最初ほどきついとは感じませんでした。やはり体が慣れてないので、特にそう思ったのでしょうね。

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ここも可愛いヤブツバキが咲いていて、咲き方がワビスケみたい・・・

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上の方にもぽつぽつと咲いていて、香川の山みたいに必死で探さなくても見つかります。

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眼下に少し白くなっているのは鉱山ですとのことでした。

高知は石灰岩など鉱山があちこちにありますね。

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さしもの急登も一段落して、トラバース道のようになりました。

やれやれ、足を少し休められます。

それにしても周囲の木々は低山にしては大きな木が多いですね。

12月から1月にかけて香川の里山ばかりを歩いていたので、比較してそう思いました。

南嶺は公園になっているようなので、木も保護されているのかもしれません。

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10時30分、鉄塔の下にやってきました。

Aさんがここで少し休憩しますか?と言われるのですが、山頂までもう少しらしいので、このまま行きましょうと答えます。

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登っていると、横に張り出した木の根っこを見つけました。

丁度その前の日にKさんのブログを見せていただいていて、スダジイの板根という個所があったのです。これがその板根かな?

Aさんに尋ねると、板根ですとのことで、やはりスダジイの木なのだそうです。

板根とは「樹木の地表近くからの側根の上部が、平板状に著しく偏心肥大し、樹木の支持や通気の働きをする根をいう。熱帯雨林の高木やマングローブ植物に多く、例としてホウガンヒルギ、サキシマスオウノキ、ラワンなどがあげられる。」そうです。

いつか聞いたことがあるようにも思うのですが、それと知って見るのは初めてでした。

何しろ香川の里山にはスダジイの木はあまりないのです。

植物を観察するのが趣味のものとしては、見ることができてよかったです。

この後もところどころで板根を見かけました。

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その板根のそばではイチヤクソウが数株生えていました。

イチヤクソウは高い山にもありますが、意外と里山でも見かけます。

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お二人は歩くのが早いので、すぐに私たちとは距離が空いてしまいますが(^^;)

香川の里山と違い照葉樹林の山なので、冬でも木陰の森ですが、木陰が気持ち良いほど暖かい高知の山って??

香川では毛糸の帽子をかぶってウエアも2枚、時にはダウンを着たまま歩くなんてこともざらなのに。この日はウエア一枚でも汗が出てきました。

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薄い踏み跡があって三差路みたいなところを右に登っていくと・・・

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10時50分、↑の道標に出ました。

柏尾山って山城があった山なんですね。

市内の平野部にあるのですから、山城にはうってつけだったことでしょう。

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道標を西に歩くと、すぐに柏尾山山頂に着きました。

時刻は10時52分です。

先着の単独女性の方がいらっしゃっいましたが、ここまで来る人は珍しいとのことです。

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休憩というほどの休憩もせず、今度はもう少し西の方に進むようです。

道は先ほどみたいに整備はされていません。

↑フユノハナワラビが数株見られました。

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