初めての西毛無~毛無~白馬山周回、その3、雪の稜線歩き
ようやく傾斜もなだらかになったと思ったら、周囲は気持ちの良い自然林になっていました。
↑気持ち良い雪原に立つエントツ山さん
四国ではこういう雰囲気の山はなかなかないんですよね。
傾斜もゆるくなって、一息つきながら歩いていると右手に毛無山が見えてきました。
こちらから眺める毛無は初めてです。
↑この山行でいちばん気持ち良かった歩きのできた場所ではないでしょうか。
ブナ林と真っ白な雪の中をひたすら歩きます。
惜しいのはエントツ山さんの地味なウエアですよね。
ちっとも映えません。
手前のブナを入れてトリミングすると、エントツ山さんの姿が何とか見えるでしょうか?
いや~、こんな雪の上なら何時間でも歩いてみたい・・・
毛無の通常ルートの稜線よりもこっちの方が素敵です。
エントツ山さんの歩きが止まりました。
帽子が見えていますが、あそこが西毛無?
大声で聞いてみたら、ここはピークではないそうです。
10時48分、稜線に出たようです。
ここがピークじゃないということは、↑かなり向こうに見える高みが西毛無??
ともあれ、ここからは稜線歩きということで、ここで少しだけ休憩しようということになりました。
私たちの後ろから来られた男性二人は止まることなく先へと進んで行かれました。
5分ほど休憩した後、西毛無目指して歩きだします。
稜線は低い灌木で覆われているようです。
Rさんの話ではここは夏は藪でとても歩けないところで、冬季限定でしか登れないそうです。
ここから少しの間だけ、Aさんが私の前を歩かれるようになりました。
背負っているワカンはエントツ山さんが貸してくださったスーパーワカンだそうで、初めて見ました。
唯一色味のあるのがアセビの花芽。
足元に葉っぱが見えるってことは、私たち、木の上を歩いているの??
ここにきて初めて大山の姿が見えてきました。
この時は遠いのと大山が雲がかかっているのとで、ぼんやりとしか見えなかったので、ソフトで修正してあります。
稜線に出たら、後はあちこちで大山がみえることでしょう。
先ほど追い越していった先行者の方二人も100mほど前方を歩かれています。
ブナ越しに毛無の姿が見えてきました。
雪がたっぷりありますね。
緩やかなアップダウンがあります。
ここからは登りとなりました。
それほどは大きくないけど気持ち良いブナ林です。
右手に南の山々が見えてきましたが、標高が低いのか雪はほとんどありません。
ブナ林手前で立ち止まって眺めるエントツ山さん
色のある服を着てくださいね(^^;)
この辺りのブナが最高でした。
ブナ林で佇んでらっしゃるエントツ山さん
青空で素晴らしいですが、これで霧氷があったら、ほんとに最高でしたね。
この日は気温が高すぎて霧氷だけは見られませんでした。
最後の登りかな?
先行者の方たちが止まっているので、あの向こうが西毛無山頂みたいです。
11時14分、西毛無山頂に着きました。
最初は山頂標識が見当たらず、探し回っていたら、木のかなり上の方にありました。
雪がかなり積もるので、上の方につけてあるんですね。
標高1216mですから毛無山と2mしか変わりません。
この日最初の山頂getです。
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