2021年春の紫雲出山、その5、ミツバアケビとゴヨウアケビ
季節が良いので、車道歩きも苦になりません。
特に春は木々の花や道端の花を見るのが楽しいです。

↑私たち以外にも、やはり徒歩で下る人や登ってくる人が結構いらっしゃいました。

先ほどアケビの花を見たばかりでしたが、今度はミツバアケビの花が出てきました。
↑念のために小葉を確認したら3枚ですからミツバアケビに違いないです。

ところがそのそばで、ちょっと変わった花が咲いています。
小葉を確認すると5枚あるので、どうやらゴヨウアケビらしいです。
ゴヨウアケビはアケビとミツバアケビの自然交雑したものということです。

↑ゴヨウアケビのぶら下がった花

この頃も空はまだ真っ青で、桜の花が眩しく感じます。

14時7分、車道から、再び、登山道へと入ります。

最初は急な階段になっています。

ここまで下ってきて、初めてコバノタツナミが咲いていました。
例年だとコバノタツナミは桜の終わる頃に咲きますから、見ることができて良かったです。

ナガバノタチツボスミレとスズシロソウのツーショットです。

もう一枚
可愛い花たちのツーショットは可愛さ倍増ですね。

これまた小さい花のヒメウズ。
我が家にもなぜかたくさん蔓延ってますが、家では撮影しないのに、野山のは撮影します。

かなり下ったのですが、陰になってるせいか、ナガバノタチツボスミレがまだ初々しく咲いていました。

ミツバツツジの下を下ってくるPさん
この登山道をまだ登ってくる人も多かったです。
それも軽装で、コート類を手に持ってペットボトルのお茶だけもってというような方も多く、思い立って登ってきた人が多いようでした。

かなり下まで下ってきたら、アベマキの林の下にミツバツツジがピンクで咲いていて、とても華やかでした。
海の近くの山ほど、ミツバツツジが多いみたいですね。

乳薬師まで下ってきたので、ここで少し休憩します。
そういえば、もう7年ぐらい前に登った忘年山行でも、ここを通りました。
あの時のイチョウはまだ芽出しをしていませんでした。

ここでもソメイヨシノを見ながらの休憩です。

眼下に見えるのは丸山島方面。
集落の家々がもうはっきりと見えます。

自宅では抜いているキュウリグサですが道端のは撮影します。
もうかなり咲きあがってきてますね。

海の近くの山にもヒメオドリコソウが咲いていました。

民家の間を下っていると、まだ今から登ろうとされている方もいます。

大浜小学校近くで咲いていたグミの花。

大浜小学校跡に着いたのは15時24分でした。
この後、私の車で箱峠へとPさんの車を回収に向かいました。

Pさんと別れた後、一度行ってみたかった荘内半島オリーブ農園のカフェへ立ち寄りました。
↑粟島がすぐ目の前に見えるテラスでコーヒーをいただき、まったりしてきました。

帰りの車道沿いで撮影したキケマンの画像がこの日最後に撮影した画像です。
久しぶりに桜満開の時に訪問できた紫雲出山でしたが、今どきのご時世のせいで思いがけず静かな紫雲出山が楽しめました。これからも静かな桜のお花見を楽しめたらよいのですが・・・

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