4月初めの皿が嶺方面で散策、その2、トウゴクサバノオとサイコクサバノオ
この日はサイコクサバノオやトウゴクサバノオも見てみたいと思っていました。
が、これらの花は日が射さないと開花せず、この日はなかなか日が射してくれず、うまく咲いてくれませんでした。
まずはトウゴクサバノオです。
↑この場所ではたくさんのトウゴクサバノオが咲いていましたが、陽射しがあまりなかったので、どちらかいえば半開きでした。
小さな花で花径は1センチもないです。
花色は淡い黄色です。
↑ウバユリの巨大な葉の傍で咲いているトウゴクサバノオ。
小ささがわかっていただけると思います。
↑の画像をトリミングしてやっと花の造りなどがわかります。
色白の個体です。
↑今年の画像がろくなのが撮れなかったので、2016年撮影の画像もアップしておきます。
この時は天気が良かったのでした。
サイコクサバノオの方は、今回は二か所で見ることができましたが、これはトウゴクサバノオにもまして、開いていませんでした。
花には焦げ茶色の模様があって、これで一目見てサイコクサバノオとわかります。
湿った場所を好みますが、標高はそれほど高くなくとも見られます。
コガネネコノメソウとのツーショットです。
自生している環境がよく似ているということでしょうね。
この日は二か所でサイコクサバノオを見かけましたが、より標高の高い場所のものです。
サイコクサバノオも2016年撮影の花が開いているものをアップします。
どちらも小さな花でマクロレンズが欲しくなりますね。
こんにちは。トウゴクサバノオは見られますがサイゴクサバノオは見たことがありません。両方見られて良いですね。
投稿: 多摩NTの住人 | 2021-04-21 14:16
多摩NTの住人様、こんばんは。
全国的に見るとトウゴクサバノオの方がメジャーな花のようですね。
ところが、四国ではサイコクサバノオはあちこちで見られるのですが
トウゴクサバノオとなると咲く場所が限られています。
この日訪問した一か所は、トウゴクとサイコクがツーショットで撮影できる
と聞いていましたが、残念ながら10センチ離れていたので無理でした。
何しろ小さな花同士ですから、10センチの距離は大きいです。
投稿: keitann | 2021-04-21 22:38
keitann様 こんにちは
皿ヶ嶺と言えば、花の多い山として名を馳せていますね。
今記事ではトウゴクサバノオとサイコクサバノオを比べてみることが出来て違いがよくわかりました。
サイコクサバノオは三河では少ない花ですが”トウゴク”にくらべると葉っぱが”なよっと”した感じに見えました。
どちらの花も今では希少種の部類に入りそうですね。
投稿: ぶちょうほう | 2021-04-25 05:10
ぶちょうほう様、こんばんは。
昨日は岡山と鳥取の県境を9時間かけて縦走し、帰宅が9時になったため
返信が遅れましたこと、お詫び申し上げます。
四国では皿ヶ嶺はたぶんいちばんお花の種類が多い山ではないでしょうか。
標高は大したことないですが、風穴などがあり、ブナも多いので花に恵まれるようです。
サイコクサバノオは三河にも咲くのですね?
四国外の方たちは皆さん、サイコクサバノオを見たいと仰います。
昨日は同じ仲間のサンインシロカネソウも見てきましたが、やはり小さい花で
見たのが夕方になってしまったので、撮影が難しかったです。
四国ではサイコクサバノオはそれほど珍しいとは思わないのですが、以前よりは
減っているような感じも受けます。
小さくて地味な花ですが、人気がありますね。
投稿: keitann | 2021-04-26 21:47