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2021-04-02

春の成羽天神山と岡山散策、その2、ミヤマカタバミに会う

あちこち寄り道しましたが、Aさんの華麗な運転のおかげで8時50分ぐらいには天神山登山口に着きました。

土曜日だというのに、駐車場には車が一台もいなくて、ちょっと拍子抜けしましたが静かな歩きができそうです。

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岡山の県道33号線を北上していると、↑のような道標が出ていて、そのすぐ上が天神山の駐車場です。

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↑意外にもこの日の朝はAさんの車だけでした。

セツブンソウの時期はセツブンソウを見に来たついでに、天神山に登られる人が多いようで、結構、賑わっています。

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珍しくはないですが、春の象徴ということで、ツクシも撮影します。

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駐車場の隅にはピンクのオドリコソウも咲いています。

岡山ではオドリコソウは珍しくないというのは、かつて娘一家が岡山にいた間に、その辺中を走り回っていたので、よくわかりました。

歩き始めは9時丁度でした。

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あれ?

歩きだした途端に、見慣れないアブラナ科の白い花が咲いています。

ここで早くもAさんと私の足が止まってしまいました。

こんな花は見たことがありません。アブラナ科には間違いないですが、花だけ見るとアブラナ科の花はどれも同じような花です。

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登山口のすぐ上にも咲いています。

草丈は20~30センチもあって、花も少し大きくて見栄えがします。

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とりあえず、ロゼットも撮影して、帰宅してから調べるしかありませんね。

帰宅して調べたところ、ハクサンハタザオという花のようです。

ハクサンがつく植物は多いですが、まさか岡山に白山を冠した花があると葉思いませんでした。

分布などから見ても花の特徴から見ても、間違いなさそうです。

もちろん初見の花で、嬉しかったです。

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登山口にこれも白っぽいスミレ。

葉が見えてなくて、撮影しそびれました。

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歩き始めは、なんということの内道ですね。

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藪の中から、ナガバタチツボスミレと思われるスミレが顔を出しています。

岡山でも低山にはナガバタチツボが多いです。

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カーブを曲がるとすぐに、山頂方面が見えます。

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そして、ここでもスミレ。

見るとツボスミレのようですが、3月にもうツボスミレ?

ツボスミレってもっと遅い時期に咲くスミレのような気もするけど、サクラの時期に見るので、やっぱりツボスミレでしょうね。ほかにこんな色形のスミレはないし、葉もツボスミレの葉だし・・・

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ナガバノタチツボスミレも咲いています。

葉を確認すれば、ナガバ・・・に間違いありません。

葉脈が紫色をしています。

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見覚えのある石仏が出てきました。

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ここではまだフキノトウが見られました。

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↑しっかり花の咲いているヤマアイ・・・

そうそう、セツブンソウの時期でもヤマアイだけは咲いていたような気がします。

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そして嬉しいことに、ミヤマカタバミが咲いているではないですか。

まだちょっと閉じ気味ですが、ピストンするので帰りは間違いなく咲いていることでしょう。

この時期の大江高山にもたくさんミヤマカタバミが咲くのを思い出しました。

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コチャルメルソウも咲いているのですが、私はどうしてもピントが合わず、諦めました。

別の場所でも咲いているでしょうから、リベンジするつもりです。

Aさんはピントばっちりの画像をものにされたようです。

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道はこんな感じで、道沿いにまだ開いていませんが、ミヤマカタバミがいっぱいあります。

コメント

こんにちは。当地にはカントウミヤマカタバミという種があって、ミヤマカタバミとの違いを確認するのが次の宿題になっています。

多摩NTの住人様、こんばんは。

カントウミヤマカタバミなんていうのがあるんですか?
初めて聞きましたので検索してみたら、葉の裏の毛が少ないとか
果実の大きさで見分けるのですね。難しいです。
四国に咲くのはほとんどがコミヤマカタバミですが、ミヤマカタバミとの
違いも、今度真剣に考えて見ないといけません。

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