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2021-05-05

強風に吹かれた大川原高原、その2、アカバナスミレ

とにかく風が強くて、風に悩まされながら歩いていきます。

まずは旭ヶ丸山頂方面へと歩いていくのですが、斜面のドウダンツツジの植え込みの横の道も、かつてはいろいろなスミレが咲いていたと思うのに、スミレがあまり咲いてなかったです。

それでも、アカバナスミレが見られてほっとしました。

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ぱっと見はエイザンスミレみたいに見えますが、色がいやに赤っぽいです。

ここで咲くスミレはアカバナスミレというのだとかなり前に教わりました。

九州などでよく見られるスミレらしいですが四国ではこの山域でしか見たことがありません。

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↑まだ咲き始めの個体かな。

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春まだ浅い感じで、咲いている花があまりないので、ハコベの仲間でも見たら撮影します。

これはヤマハコベです。

花弁が10枚あるように見えますが、これは花弁が2深裂しているためにそう見えています。

別に深山でなくとも紫雲出山のような里山でも以前は見ていたのですが、最近はあまり見なくなりました。

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両側のツツジロードは今は花が咲いていません。

ここに花が咲くころには一度も訪問したことがないというのもね…(^^;)

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↑那賀川流域の平野部とその向こうに山脈が見えています。

この辺りはほとんど土地勘がなくて・・・

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ここから見るだけでも10基ほどの風車が見えていますが、もっと増えるそうで、そのための工事が盛んにおこなわれているようです。

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ヤマハコベに次いで今度はサワハコベがうまい具合に出てきました。

こちらは花弁の切れ込みが浅いので、ちゃんと5弁だとわかります。

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ニリンソウのカーペット状の絨毯も見ているのですが、寒くてまだ咲いてないようです。

何しろこの日は寒かったです。

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苔の中のセントウソウも撮影しておきましょう。

白い花がやたらと多いですね。

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10時42分、旭ヶ丸の一等三角点を通過します。

花散策でしか来てないので、ここが一等三角点だと初めて知りました(^^;)

この後、カタクリの様子を少し見てみようとそちらに向かったつもりだったのですが、どうやら道を間違えたようです。出かける前から高鉾山にも今日は行ってみようと話していたので、カタクリ方面は後からでもいいかな?どうせ途中で出会ったご夫婦にカタクリはほとんど咲いてないと聞いていたし・・・

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途中の道すらで見えたのはヤマザクラ

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それにキブシ

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咲き始めたばかりのシロモジです。

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本来の道とは別の道で鞍部迄下ることにします。

ここも強風が吹きつけて寒かったです。

柵の向こうには鉄塔があります。

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正面に見えるのは高丸山のようですね。

ということは薬研谷方面も見えているんでしょうか。

向こうからこちらは風車のおかげですぐにわかるのですが・・・

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鉄塔の近くで咲いていた優しい色合いのミツバツツジ

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本来の登山道と合流しました。

ここからは階段道を下ります。

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下ってきたからか、葉っぱが展開し始めているミツバツツジもあります。

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↑鞍部のお地蔵様まで下ってきました。

私たち3人とも、ここに来たのは初めてでした。

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