いろいろあった三方山、その2、道を外したみたい
伐採のためか作業道があちこちに通っているし、ピンクリボンもあっちにあったりこっちにあったりで、わかりにくいことおびただしいです。
途中で、皆でGPSを確認したら・・・・あれ、ルートから外れてるみたい?
そのルートも破線の道であまり当てにはならないようですが・・・・
ここから引き返して、正規のルートのところまで戻っても良いのですが、とりあえず、水分補給などしてしばし休憩します。
その間にAさんが少し先の方を偵察してきてくださって、「何とか行けそうです」と。
10時5分ごろ、再び歩きはじめますが、その先の斜面を東へトラバースするようです。
↑歩き始めた途端、ニリンソウが咲いていることに気づきました。
山歩きの最中にニリンソウを見ることはあまりないのですが、珍しいです。
↑この日のログです。
↑進んでいくと、祖谷の山らしくフクジュソウの葉っぱも出てきました。
植林帯の中ですが、よく見るとあっちにもこっちにもニリンソウがあって、可愛いったらありません。
おまけにその先の方にはヤマシャクも数株固まって咲いています。
お花があったので、ますますそちらに行く気満々になってしまいました(^^;)
ヤマシャクヤクは一か所だけでなく、ちらほらと咲いていて、私一人で少しルートを外れてヤマシャクを撮影しに行きます。
↑それがまた綺麗に咲いてました。
遠くから見えた固まって咲いているヤマシャクももちろん近寄って撮影します。
足場が悪く、辺りは急斜面なのですが、花のためならみんな必死に歩きます。
上から覗き込んで撮影したので、シベもばっちりです。
近くにはヤマエンゴサクも咲いていました。
植林の下にしては、いろいろ咲いてますね。
人が通らないからでしょうね。
Rさんが少し上の方に上がっていき「エンレイソウも咲いてます」と・・・・
Rさんの下に見えるのはヤマシャクの群落です。
Rさんの上の方には尾根らしきのが見えていて、あそこまで登れたらその先何とかなりそうですね。
では私も上がっていきましょうと斜面をよじ登りました。
↑このヤマシャクも咲いたばかりで初々しいです。
ヤマシャク越しにRさんやAさんが見えます。
倒木の横ではミツバテンナンショウ・・・・ピンボケですが。
そして、Rさんが言っていたシロバナエンレイソウも咲いてます。
花色が白くないので、開花してから日が経っているようです。もう5月9日ですからね。
ついでに上の方にいる私が、上の尾根みたいに見える場所に登れるかどうか偵察してみました。
縦に倒木があったので、倒木に掴まりながら、上に登ります。
それ以外の場所はざれていて足場が悪く、とても膝の悪いPさんには登れそうもないからです。
↑倒木をまた越して少し東に振ったら、そこからなら木に掴まりながら何とか上の尾根に登れそうです。
↑RさんとPさんも後に続きます。
四駆でトラバースしてくるRさん
結構な急斜面ですからその方が安全です。
Pさんも必死でトラバースです。
後は急斜面を尾根に向かって登ります。
別方向からすでに登って、尾根の上からPさんたちを見守るAさん・・・
私が尾根に這い上がったのが丁度10時半でした。
少し遅れてRさんが登ってきます。その後、Pさんも無事に登ってきました。
やれやれ・・・・
後は、この尾根を東に向かって下ります。
踏み跡がありました。
ところがすぐにAさんが立ち止まって、地図を確認しています。
その辺りには棒切れの先に赤テープ、そして誰かが落とした帽子。
東側には谷が見えていて、どうやらその谷まで下らないといけないようです。
↑谷へと下られるAさん
これも道はほとんどなく、各自、下りやすい場所を選んで下りました。
下った場所にツクバネソウが綺麗に咲いていたので、パチリ。
30Mほど下ったでしょうか。
下ったところは、細い沢になっていましたが、倒木などで荒れています。
そして、今度は今下ってきた対面の斜面を登るようです。
登っていくと、ルイヨウボタンが咲いていました。
皿ヶ嶺以外でルイヨウボタンを見たのは久しぶりかも・・・
ヤマシャクも小ぶりですが綺麗な花を咲かせています。
↑どんどん、斜面を登られるAさん
登っている最中に足元にサイコクサバノオを発見しました。
花は終わって、すでにサバのしっぽになっています。
徳島でもサイコクサバノオは結構見かけます。
すると、Aさんが「これで道に出たようです」と・・・
↑そんな風に見えませんが、ここが道でした。
その後すぐに、お地蔵様が立っている場所に出ました。
時刻は11時丁度でした。
ここは熊谷峠というそうで、正規の登山道はここを通っているらしいです。
やれやれ、ちょっと大回りしましたが、何とか登山道に復帰できたようです。
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