いろいろあった三方山、その1、まずは車道で難儀する
アケボノ見物をした翌週はまだシロヤシオには早いし、どこへ行こうか?と悩ましかったのですが、Rさんが三方山に行きたいのだけどとと提案しました。
三方山って、登ったことはないけど、いろいろな花が咲くというあの三方山?
確か祖谷の方だったと思うけど・・・
Rさんと私は登ったことがなかったのですが、Pさんが数年前に登ったそうです。そのうえ、高知のAさんも登られてるそうですが、参加してくださることになりました。
登っている人が2人いるのだから、ついていけばいいわ・・・・・とそれが甘い考えでした(^^;)
道は徳島の道ですから、狭いとか未舗装ということも考えられるので、Pさんが軽の四駆を出してくれることになりました。
↑目の前に高板山ヶ見える三方山山頂。徳島と高知の県境にある山です。
当日の5月9日は高知からみえるAさんとは祖谷のかずら橋手前にある公園で待ち合わせをします。
たぶん財田から1時間かからないのでは?と仰っていたAさんの言葉通り、7時に財田の道の駅を出発した私たちは途中でコンビニに寄ったのですが、それでも待ち合わせの時刻より少し早めに着きました。
でもAさんはすでに到着されていました。
待ち合わせ場所から、道路傍にアサガラの花が見えたので、早速アサガラを撮影します。
↑花序が短いのでオオバアサガラではなくアサガラみたいですね。
もう白い花が多くなる季節なんですね。
フジの花もそろそろ終盤です。
祖谷のかずら橋の大駐車場のすぐ南側から車道を登り始めたのは良いのですが、3キロほど走ったところで通行止めになっています。
歩いてなら通れますが、こんな手前から歩いて登っていたのでは車道歩きだけで1時間以上はかかります。RさんがYAMAP情報で、最近行かれた方が、迂回路を利用して登っているというので、それを参考に迂回路に回ります。
↑通行止めの場所でオククルマムグラが咲いていたのでぱちり。
通行止めの様子を撮影してなくて、まったく役に立たない私のブログです。
迂回路はカズラ橋駐車場南側の車道をそのまま東へと向かい、お山公園を左手に見ながら登るというものでした。かずら橋は何度か来ていますが、山登りでこんな道を走るのはまったく初めてのことです。
道は案の定、細くてところどころは荒れていて、Pさんのジムニーなら何とか走れますが、普通車では到底走りたくないような道です。極めつけは目の前にコンクリート道の急坂が立ちはだかりました。
あんな坂を上ったはいいが行き止まりだったら、目も当てられないので、ここは聞きこみでと、すぐ近くの民家の方に尋ねることにしました。Rさんと私とで民家の中に声をかけると、若いお兄さんが出てきて
「細いけどあの道を登ると、別の道に合流します・・・」とのこと。やれやれ、なら登りましょうということで急坂を登ると、もう一本の道に出るところがとんでもない鋭角カーブです。ジムニーでも切り返しては行けそうもないので(おまけに急坂だし)一旦、下り方向に出て、少し行ったところの広い場所で車を回しました。Aさんの車は普通車の四駆なので切り返すのも大変だと思いますが、そこは達者なAさんのこと、難なく切り返して、やれやれこれで登山口に行けそうです。
その後、すぐにかずら橋山草園の前を通りましたので、帰りは絶対ここに寄ろうねと話しているうちに、何とか登山口に着きました。
三方山登山口に着いたのは9時10分でした。
待ち合わせ場所を出発したのは8時10分ぐらいでしたから、同じ祖谷からでも登山口に行くのに1時間かかったことになります。
驚いたことに、登山口には2台の車が駐車していて、岡山ナンバーの車でした。
徳島にはしょっちゅうおしゃましている私たちですら、このありさまなのに、岡山からよくぞここまでこれたものですね。
登山口に咲いていた色も鮮やかなオンツツジ。
歩き始めたのは9時16分です。
ピンクリボンが登山ルートです・・・・という言葉に惑わされてしまいました。
横の方に広い作業道が見えていますが、この藪っぽい道が登山道見たいです。
ちょっと登ると、少し西の方に山が見えてきたので、Aさんに「あれが三方山?」と尋ねると、三方山はたぶん見えてないでしょうということです。
歩き始めてすぐにずっように小さな花が咲いているのに気づきました。
ウスノキに似てますが、花に稜がないのでカンサイスノキのようです。
この手の花は結構好きです。
そのまま藪っぽい道が続くのかと思ったら、すぐに植林の中に入りました。
足元にはツボスミレ。
よく見かけるキランソウ
サギゴケも咲いています。
昨日の徳島の山でもよく見かけましたが、意外とサギゴケはシカが食べないのかもしれません。
一応、ピンクテープを追って歩いていくのですが、あっちにもこっちにもピンクテープがあって紛らわしいです。
↑Aさんもどっちに行ったものか?と思案中のようです。
実際はもっと東に道があったようですが、たぶん地籍調査のピンクテープに惑わされてしまいました。
この時期の花のタニギキョウ
ぽつぽつと咲いています。
これもシカが食べないのか、シカがいそうな山で結構見かけるヤマハコベ
花は可憐ですね。
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