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2021-05-16

4月末の皿ヶ嶺花散策、その1、ヤマブキソウとイチリンソウ

岡山で三平山~毛無山縦走をしたのが4月25日のことで、その4日後の29日からGWが始まるのでしたが、初日の29日はどうも雨のようです。

その後も天気が良くなさそうで27日だけは快晴のようです。Rさんも有休を取るので皿ヶ嶺に恒例の花散策に行きましょうという話が出ました。

私やPさんは4月初めに行ってますが、やっぱりヤマシャクやヤマブキソウを見なくてはねということで、快晴の予報が出ている27日に皿ヶ嶺へお出かけでした。その頃ならほかのお花たちもたいていは咲いていることでしょう。

と言ってもRさんと私は25日に散々歩いた後だし、Pさんも膝の調子がイマイチなので、山頂には行かず、花だけ見て回ることにします。折角なので、地元の山じいさんもお誘いしました。

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新緑の天狗の庭でグリーンシャワーを浴びながら散策されるPさん。

花も素敵ですが、この時期の天狗の庭は緑も素晴らしいです。

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↑4月初めには咲きはじめでようやく葯の色が確認できる程度だったニッコウネコノメソウは、20日以上も経つと、葯が落ちかけた花が多かったです。

↑かろうじて葯が残った花。

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たいていの花はこんな風に葯が落ちてしまっていました。

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そして、いつもの場所まで歩いてくると、第一ヤマブキソウ。

この色は山野草の中ではかなり派手で、これを見ると嬉しくなります。

しかもこの日は快晴で、陽射しに光ってまるで黄金か?というほどよく目立ちました。

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ここのは花柄が長くてちょっと変わっていると思うのですが・・・

ツクバネソウもようやく咲きましたね。

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コミヤマカタバミも一輪しか見えませんでしたが、風穴迄行けばたくさん咲いていることでしょう。

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皿ヶ嶺辺りのチャルメルソウはトサノチャルメルソウかなと思ってるのですが・・・

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4月に入ってから、山に行くたびに寒かったのですが、この日は久々に春の陽気の山になりそうです。

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新緑が眩しい・・・

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コクサギの名前を尋ねられました。

コクサギって香川でも3か所ぐらいで見かけますが、そのどこも植生豊かな場所だと思います。

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四弁の黄色い花はほんとに目立ちます。

4月2日にはまだ一輪も咲いてなくて、それが20日余り経つと、たくさん咲いています。

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この辺りで一生懸命撮影したサイコクサバノオは4月2日には日差しがないのとさう位の戸で咲いてませんでしたが、27日にはもう花が終わってる?

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ヤマネコノメソウも花が終わって、果実になってました。

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コンロンソウもどちらかというと終盤気味のような?

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4月2日にも早い花は咲いていたフタバアオイはこの日はたくさん咲いてました。

葵の御紋でお馴染みのフタバアオイです。

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ヤマブキソウは葉が3種類あるそうで、↑のは標準的な葉なのかな?

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点々と黄色い花が目につきます。

毎年、春になるとこの光景が見たくて、ここに来ます。

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そして、ヤマブキソウが咲くころになると必ず咲いているイチリンソウ。

イチリンソウは香川でも嫌というほど見た後でしたが、やっぱり愛媛のものも見おきたいですね。

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日が射すと新緑が眩しいとはこのことです。

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白いイチリンソウと黄色いヤマブキソウのツーショットです。

あの寒かった毛無山の二日後はポカポカと春うららの皿ヶ嶺でした。

コメント

keitann様 こんにちは
4月27日の山行が5月16日の記事アップなのですから、その付近の”ネタ在庫”が如何に豊富にあるのか驚きます。
家から出ていない小生のところにお裾分け願いたいと思うのはナンセンスなことなのでしょうけれども・・・・。

皿ヶ峰は東赤石と並んで花の多いところだと承知していますが、始めから良い花がどんどん出てきますね。
最後のイチリンソウとヤマブキソウの白・黄色のツーショットはうらやましい限りです。

ぶちょうほう様、こんばんは。

山は春からこっち、多い時は週3とかで行ってました。週一で山登り
あとは花散策の軽い山行です。
昼間にアップすればいいようなものですが、普通の日は庭仕事と畑仕事が
忙しく、雨の日でなければとてもパソコンを開けることがありませんでした。
梅雨に突入して、ようやくブログアップができそうです。

四国という人口密度の低い土地であること、行先がマイカーで直接登山口に
行くため、街に出かけるよりはるかに安全なので、山には積極的に行ってました。


皿ヶ嶺は春には必ず一度は行きますが、今年は早春と春爛漫の4月末の二度も
訪問しました。それだけの価値がある山と言えます。

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