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2021-05-13

直前でフル縦走に変わった三平山~毛無山縦走、その9、サンインシロカネソウを見て下山

やれやれ、これで長かった登りももう終わりです。

後は下るのみ。

↓歩いてきた稜線を眺める私たちをRさんが撮影してくれていました。

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2月に来た時は雪景色でしたが、2か月経つともうどこにも雪はありませんね。

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白馬山辺りから歩いていたときは稜線に雲がかかって見えなかったのが、神様の粋な計らいか、毛無山頂では雲が取れて稜線を望むことができました。

↑私たちが眺めているのはこの光景です。

丁度日が当たっているのが三平山であそこから歩いてきたのです。

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こちらは今から下っていく田浪集落方面。

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山頂で記念写真。

Rさんが撮影してくれました。

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下り始めは16時33分でした。

ちょっと下ると、お馴染みの避難小屋が見えてきます。

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このルートは初めてのエントツ山さんは避難小屋をちょっとだけ偵察されてました。

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下る頃になって、陽射しが出てきたのも不思議ですね。

夕日に照らされたブナの幹も美しい・・・・

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稜線から岩を巻いて下っていくと、桜のピンクも見えています。

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ジグザグと下っていくようになると、花が出てきます。

まず出てきたのはシロバナニシキゴロモでした。

花つきの良い株ですね。

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これは四国の山では増えまくっているハシリドコロ?

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ササの中をジグザグと下っていきますが、やっぱり雪が積もっているときの方が下りやすいですね。

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あら、真っ白のオオタチツボスミレの花が咲いています。

この辺りにはかなり咲いていました。

いがりさんの「日本のスミレ」にはシロバナオオタチツボスミレは「比較的良く見つかる」と書いてあります。ほんとにその通りですね。

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朝一で、駐車場で立派な株を見たキンシベボタンネコノメソウも、沢の近くで咲いていました。

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↑たぶん五合目辺りの大岩。

ここを通過すると、間もなく沢を渡渉して、後は緩やかな道を歩くだけです。

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トキワイカリソウも咲いています。

日本海側の山では珍しくはないようです。

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もう色が綺麗ではないけど、スミレサイシンの花も見えます。

大きな葉っぱですね。

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そして、そして・・・・

あそこに見えているのはもしかしてサンインシロカネソウ?

と思って走り寄ったら、やっぱりそうでした。

皆で大喜び。

エントツ山さんだけが「これって草みたいやな~」と。(^^;)

ここでちょっとした撮影会になりました。

見たかった花はこれでほぼすべて見られました。

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17時45分、白馬山との分岐まで下ってきました。

ここからは2月にも歩いてますが、駐車場まではすぐです。

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↑あとはこんな舗装道を歩くだけ・・・・

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もう最後かなと思われる頃になっても、トキワイカリソウがいっぱい咲いてて、エントツ山さんはちょっとびっくりされてます。

こんな華やかな花がそこいら中に咲いているのも四国の人間にとってはちょっとびっくりですよね。

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紫のオオタチツボスミレとシロバナオオタチツボスミレが一緒に咲いてます。

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そして、以前縦走した時に、沢の畔で見ていたと思っていたサンインシロカネソウがやっぱり沢の畔でも咲いていました。

沢沿いなので明るいし雰囲気もいいです。

またまた皆で喜んで、撮影会となりました(^^;)

ほかの人が見ていたら、不思議な集団でしょうね。

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まるで草みたいに咲いているサンインシロカネソウ・・・

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最後に撮影した花は咲いてはいませんでしたがナツトウダイでした。

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駐車場が見えてきました。

もちろん、もう誰もいません。

最後の下山となりました私たちです。

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ビジターセンターには17時56分着でした。

↑最後の一台となったAさんの車です。

ぎりぎり18時前でしたが、ヘッデンの出番はもちろんありませんでした。

まだ明るいうちに下山できたことにエントツ山さんがびっくりされてました。

何しろ撮影時間は長いし、歩くのもゆっくりだからです。

でも私たちにしては異例の15キロの歩きでたった3度の休憩タイム。

普段だったら考えられないことですが、私たちにしては長丁場の歩きも次々と出てくる花たちに励まされ、同行の皆さんとの話のやり取りにも励まされ、歩け通せました。

最初の縦走からは10歳近く年を取ったのに、歩く距離が5キロは長くなった・・・固い頭では考えもつかない縦走でしたが、エントツ山さんのおかげで発想の転換ができて、素晴らしい歩きができたことを感謝しています。

できることならば、次回は反り返ったカタクリを皆さんに見せてあげたいですね。

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