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2021-06-18

2021年のマドの天狗~寒峰周回、その7、下山後に花散策

西寒峰からの下山はこれまた道のない尾根を下ります。

西寒峰山頂はだだっ広い場所なので、下り始めに間違って変な方向に下るととんでもないことになるので、中津山を正面に見て、境界杭の入った場所を探してもらいます。

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最初に危うく、南の方に行きそうになりましたが、方角修正します。

画像は天狗や牛ノ背、土佐矢筈方面です。

下るべき尾根は西寒峰から西に伸びた尾根です。

いちばん最初はYさんのご主人がこの尾根を登りたいということで、皆で登ったのでした。

道はないけど、歩きやすい尾根です。

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最初はテンニンソウが足の踏み場もないほど生えてますが、少し下るとバイケイソウなどが生えています。

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尾根には境界の杭が入っているので、この杭を追っていけば間違いないです。

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かなり下ってきたところで、Aさんがヤマシャクが下にありますと・・・

覗き込んでみたら、確かにヤマシャクのちょっとした群生

徳島の山はどこでもヤマシャクが多いですね。

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だいぶ下ったところで、今度はヤマボウシの咲き始めの花が見えました。

花が緑色しているので、まだまだ咲き始めです。

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尾根上に打ち捨てられたアンテナがあって、ここまで下ってきたら下山場所はすぐです。

Aさんにこの先で、右に曲がって下りますと伝えておいたところ・・・・

どうしてわかったのか、Aさんが右に曲がられたようで、姿が前方に見えなくなりました。

私も右手を見下ろしてみると、何やら建物の屋根?のようなのが見えて、それを目指して下ります。

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すると下に、早くも下られたAさんとお待たせしてしまったPさんの姿が見えてきました。

初めてなのに、Aさんがよくこの下り口が分かったことと思い、感心しました。

建物の屋根みたいに見えたのは、林道に停めてあったPさんの車の屋根だったのでした。(^^;)

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最後にRさんが下ってきて、これで三人とも無事下山できました。

時刻は17時10分。

3年前には17時23分に下山したので、結局、3年前よりコースタイムは少し短縮できたようです。

あれから3歳年を重ねたので、時間が少しでも短縮できたのは良いことですね。

下りてきたら、Pさんが冷たいコーヒーを用意してくれていて、乾いた喉には最高の御馳走でした。

ほんとに至れり尽くせりでお世話になりました。

一服したら、Pさんが待っている間に見つけておいた花の場所に案内してくれるということで、下山後には欲張って花散策迄してきました。

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これは下山場所付近で咲いていたガクウツギ。

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↑Pさんが見つけてくれていたアサガラの花。

この2週間前にはもっと下の祖谷の公園辺りで咲いていたのが、2週間かけて標高1000mまで登ってきたんですんで。

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林道沿いのヤマアジサイはごく咲き始めでした。

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なんとまぁ、ルイヨウショウマまで見つかりました。

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もう一か所で咲いていたアサガラの花は、夕日を浴びてまばゆいばかりに真っ白です。

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ウツギはどこにでも咲く花ですが、それでも咲き始めは美しいですね。

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マルミノヤマゴボウも咲きはじめでした。

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初々しいサワギクの花。

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なんとまぁ、5月末というのに、サイコクサバノオまで、まだ咲いていました。

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ここのサイコクサバノオは黒っぽいラインが短くて控えめですね。

時刻は17時半を回っていましたが、最近のカメラはISO感度がものすごくよいので、ちゃんと写りました。

サイコクサバノオを最後に見て、その後は林道を車で下り帰途に就きました。

最初から最後までPさんにお世話になりっぱなしの山行でした。

おかげさまで、3度目のこのコースも疲れもあまりなく無事に歩くことができました。

息の合った仲間と、今回は裏方に徹してくれた仲間がいてこそ完歩できた山行だったと思います。

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