今年も蒜山のササユリに会いに、その6、三角点もget
鎖のある辺りは急坂になっていて、鎖に頼るほどではないですが、なかなかの急登となります。
紅葉の時期に縦走した時はたくさんの人とすれ違いましたが、
ササユリの時期は意外と人が少ないようで、この日は特に天気が今一つだったせいか誰にもすれ違うことなく登れました。
↑急な登りを登っていると、道沿いになんだか黒い実をつけた木が見えました。
これってまるでブルーベリーの実とそっくりですね。
私はブルーベリーは育てたことがないのですが、友人の庭などでよく見ていますので、多分こんな感じですね。
ということはカンサイスノキかな?ウスノキの赤い実とは全然違いますから。
試しにお味見してみたら、酸っぱかったですが、汗をかいているので爽やかな風味と感じました。
果実は果実でもオオカメノキの果実も見かけましたが、こちらはまだまだ青いですね。
春に三平山~毛無山の縦走で、嫌というほどたくさんのオオカメノキの花を見たのがついこの前のように思いますが・・・・
草刈はされていて、去年より登りやすいものの、登山道の真ん中に倒木が転がっていたりします。
しばらく急登を登った後、ややなだらかな道になりました。
なだらかになれば、あとはこんな感じでたらたらと山頂まで歩いたと記憶しています。
道沿いに今度はイワカガミの葉がびっしりとあって、またまた春に縦走しなければと思いました。
ツゲの木にも小さな花が咲いています。
今度は初夏というのに紅葉しているカンサイスノキです。
果実はまだ青くて、これではさすがに食べられません。
去年、Aさんに尋ねられたフウリンウメモドキの花が咲いた場所までやってきました。
ここまで来たら山頂はすぐです。
花の着き方がやっぱりフウリンウメモドキですね。
秋には可愛いリンゴのような果実をぶら下げていて、私の好きな果実です。
そして足元にはオトギリソウの仲間がもう花芽をつけていました。
オトギリソウとくれば、これはもう夏ですね。
山ももうじきほんとの夏がやってくるようです。
思った通り、その後すぐに上蒜山山頂に着きました。
時刻は12時40分。
数年前に来た時は三角点に行ってないので、今回は行きましょうとRさん。
ここからちょっとした薮を分ほど下ったところにあるそうですが・・・
ザックを山頂に置いて、ピストンすることにします。
ところが、ピストンしようとしたところへ男性3人組の方たちが到着されて、スマホで撮影してほしいと仰います。どうやら中蒜山の山頂でベンチを譲っていただいた男性たちのようだったので、喜んで撮影して差し上げました。中蒜山には初めての方もいらっしゃったようで、展望がないのを残念がっておられました。
三角点へと下り始めると、草刈りがされていて全然藪ではなく、歩きやすい道がついています。
↑ナナカマドの花を前の週に寒風山で見たばかりでしたが、ここではすでに果実になっていました。
12時57分、三角点に着きました。
上蒜山二等三角点だそうです。
Rさんはかなり以前に来ているようですが、私はここに来たのは初めてでした。
直ぐに山頂に取って返していると、男女二人組の方が下ってこられました。
山頂へ帰る途中、サワフタギの花を見たので撮影します。
葉の鋸歯が細かいですね。
この前徳島でタンナサワフタギを見た時に葉を注意深く見ましたが、鋸歯が粗かったです。
↑これは2011年6月に権現越付近で撮影したタンナサワフタギですが、葉の鋸歯はやはり粗いですね。
両方を見て、画像をちゃんと取っておくと、よくわかって助かります。
↑13時6分、再び山頂へと帰ってきました、
その後すぐに、すれ違った男女二人組の方も山頂へと帰ってこられました。
お互いに山頂での記念撮影を撮りっこした後、少しお話したところ、その方たちは夏に北アルプスの蝶ヶ岳に登られるそうで、そのトレーニングに来られたらしです。
後でyamapに記録をアップしたところ、コメントくださいました。
二人組の方たちが出発された後、私たちはのんびりとお菓子など食べてから、出発しました。
出発は13時14分。
出発しようとしたら、山頂の片隅にこんなでっかいテンナンショウの仲間が咲いていてびっくりしました。
草丈1m以上ありました。
そして、銅山越で6月によく見るコバノフユイチゴも白い可愛い花を咲かせていました。
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