今年も蒜山のササユリに会いに、その3、稜線はガス
五合目では何か軽く食べておかないと、これからまだまだ登りが待っています。
Rさんも私も山に来たらしっかり食べる方ですから、ここで水分補給とともに、エネルギー補給もしました。
五合目周辺はヤマボウシが多いです。

↑去年はヤマボウシが咲きはじめで真っ白でしたが、今年は開花が早かったのか、私たちの訪問が遅いのか、赤味を帯びた花もあちこちで見かけました。

9時55分、休憩を終えて歩き始めました。
祠の後ろにもヤマボウシの花。
去年は休憩を終えて歩き始めてようやく気づいたのでした。

少しの間、笹原の横を歩きます。
去年は展望が良かったので、同行のAさんがこの笹原を少し笹漕ぎして下蒜山の姿を撮影しに行ったことを思い出しました。でも、今年はさっぱり見えないので、展望に関してはあきらめムードですね。

登山道横に、今年は見そびれたと思っていたネジキがまだ綺麗に咲いてました。
これは里山で見ることが多いのですが、さすがに里山ではもう咲いてませんからね。

その後すぐに、Rさんが第一ササユリを発見してくれました。
去年はこんなところで咲いていなかったので、稜線に出るまではササユリは見られないと思っていただけに嬉しさ一入です。
淡いピンクのササユリです。

10時2分、六合目を通過しました。

六合目のすぐ上にも見事に花つきの良いヤマボウシが・・・
ここまで来ると、ちょうど見ごろですね。

その後はまたまた急坂の始まりです。

もくもくと登りますが、風が通るようになったので、5合目までの蒸し暑さはちょっとましになりました。

そして、登山道の横には春に花を見たオオイワカガミの葉っぱがいっぱいあります。
蒜山はやはり春にも来てみたいですね。

10時14分、七合目を通過しますが、この辺から周辺にガスが出てきました。

そして忘れていましたが、この辺りから鎖が出てきました。
もっとも、登りではほとんど使わずに済む鎖です。

足元にエゴの花が一輪落ちていたので、必死で上を見上げますが、咲いているのが見当たりません
エゴって高い木が多いので、曇っているときは咲いていてもわかりにくいですね。

足元には綺麗な斑入りの葉が出てきて、一瞬、阿讃山脈に多いテイショウソウかと思いましたが、よく見るとカンアオイの仲間です。

ガスはますます濃くなってきて、10mか20m先までしか見えません。
でも、その上が開けている感じなので、もう稜線まで近そうですね。

辺りはヒノキ林ではなく、自然林に変わってきました。
八合目になると標高が1000mを越えてきました。
時刻は10時33分。
稜線まであとちょっと。

稜線直下も草刈りしてくれているので、歩きやすいです。

↑この辺りで振り向くと、去年はこんな風景が見えたんですけどね・・・・
残念・・・

そろそろかな~と思っていたら、案の定、10時42分に稜線に出ました。
ここで蒜山の縦走路と合流です。
あとは緩やかに山頂まで行くはずです。

終盤のようなギンリョウソウ

ヤマツツジは去年も綺麗だったけど、今年も綺麗でした。

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