今年も蒜山のササユリに会いに、その2、早くもホトトギスが咲いて
最初はほぼ平坦な道を歩きます。
曇ってはいるけど、雨が降らないだけまだ良しとしましょう。

歩き始めてすぐに、オオカメノキの果実が早くも赤く色づいているのを見ました。
四国では高山の木なので、こんな低いところで見かけるとなんだか変な感じです。
登山口を歩き始めてすぐに感じたのですが、今年は道の両側が草刈されていて、歩きやすかったです。
Rさんもスパッツを忘れていて、びしょぬれになるかと覚悟したようですが、草刈りのおかげで濡れることなく歩けました。

ヤマボウシの花が道沿いに咲いています。
中国地方の山はヤマボウシが多く、車道を走っていてもあちこちで見ますが、登山道沿いにも多いです。

登山口からしばらく歩いたところで、こんなくさっぱらに出ますが、ここも草刈りしてくれているおかげで服をぬらさずに済みました。
晴れていればここから山が見えるはずなのですが・・・・
因みに去年の蒜山の記録はこちらです。

道沿いのリョウブにはもう花芽が上がっているようで、もうすぐ甘い香りが漂うことでしょう。

↑道標がしっかりしているので、道に迷うことはありません。

草刈のおかげで、幅が広くて歩きやすい道です。

ムラサキシキブの花のようですが、まだ蕾です。

↑これは何かというと、水溜りにいたアメンボを撮影したもの(^^;)

ナガバノモミジイチゴがあったので一つお味見してみますが、まだちょっと酸っぱいですね。

一合目を通過したのは8時46分です。
標高は562m。
ここから中蒜山まで標高差にして600mほどの登りです。

最初はまだ平坦な道を歩いていきます。
前の週が裏寒風だったので、ずいぶん楽に感じます。

またまたヤマボウシの花・・・

少ししか登ってないのに、ここではまだオオカメノキの果実が緑色です。

ツルアジサイがぶら下がってますが、蒜山はツルアジサイもよく見かけるように思います。

マタタビの葉がまだ白くて、横から眺めると花芽はまだ固そうですね。
徳島で綺麗な花を見たのはかなり前のことでしたが、蒜山は緯度が高いので、花は四国よりも遅いです。

画像を撮り忘れましたが、最初の沢の渡渉で咲いていた濃いブルーのヤマアジサイです。
去年もここで見て感動しましたが、ヤマアジサイは花期が結構長いですね。

こちらはほぼ白に近い、淡いブルーのヤマアジサイです。

2度か3度、小さな沢を渡渉します。

去年はこの辺りで、上を見上げたらササユリが咲いていたので、今年も見上げながら歩いていると・・・・・なんと、ホトトギスの花が見えます。
いくら何でも早すぎなんじゃないの?
花が平開していますが、咲き方や葉の感じがヤマホトトギスですよね。
上の方で咲いていて、近づくことができないので、こんな画像しか撮れません。

その後すぐに、2合目通過です。
まだ道はそれほど登りになっていませんが、ところどころで登っています。

↑まだ蕾なので、はっきりしませんがクロバナヒキオコシか何かかな??

ここからいよいよ尾根の急登が始まります。
Rさんは、中蒜山の登山口からは初めての道なので、戦々恐々という風です。

9時14分、三合目を通過します。
これからもしばらく、こんな木の根道が続くはずです。

去年よりは草刈りしてあって、道が広い分、登りやすいところを登れるので、まだ楽という感じかな?
四合目の道標が見えてきました。

標高740mの四合目を9時26分に通過します。
去年はすれ違った人もいたのですが、今年は全然誰とも会うことなく、もくもくと登っていきます。

ようやく急登がちょっとだけましになってきたような?
それにしても、こんな真っ黒なの泥んこ道は下りには使いたくないですね。
ぜったい尻もちついてトレッキングパンツが泥んこになりそう・…(^^;)

4合目通過のほぼ10分後の9時37分、五合目に着きました。
五合目に着いたら、休憩しようねと言ってあったので、最初の休憩を取ります。

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