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2021-08-12

初めての白山、その13、山頂で小槍が見えた

御来光を見に来た人たちは私たちが山頂へと向かっていたときにすれ違ったので、この時間に山頂にいたのは先ほど追い越されて行った2人と、私たちだけです。

百名山でも人気の山の白山に来たというのに、ほぼ貸し切りに近い状態で、しかも晴天。ここでもラッキーでした。

早く展望を見に行こうと、方位板のほうに駆け寄りました。

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そこから見えたのは待望の北アルプスなのでした。

ズームすると槍ヶ岳が見え、しかも小槍まではっきりと見えています。

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もう少し大きくトリミングしました。

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これが方位板。

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↑2018年8月に鏡平から双六に行く途中で稜線から眺めた白山。

北アルプスから白山が見えるのですから、白山からだって北アルプスが見えるはずですよね。

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遠くに乗鞍と御岳。

しかし、ここにきてカメラのバッテリーがだめになりました。

仕方ない。交換するとしますか。

その前に、山頂標識で、記念写真を撮らなくては・・・

一応、白山は私にとっては初めて登った山ですからね。

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丁度、山頂付近に若いお兄さんがいらしたので、スマホで撮影してくださるようお願いしました。↑

スマホをいただくとき、お兄さんの顔をちらっと見たら、あれ?

私たちとあまり変わらない年代の方なのでした。

なんと、夜に観光新道を登ってこられたそうです。

何のために?とお尋ねしたら「昼間は暑いから」としごく実用的な答えが返ってきました。

ところが、夜に雨に降られ、滑ったりして大変だったそう。しかも夜中に足がつってしまい、ヘロヘロでたどり着いたそうです。

白山をナイトハイクで登る人がいるんですね。

さて、私たちも山頂で少し食べて、お池めぐりをするとしましょうか。

ザックを下ろして、ポケットの中の予備のバッテリーを探したら、いくら探しても見当たりません。

そのとき、思い出しました。ホテルを慌てて出る際、充電していたバッテリーをそのまま袋の中に放り込み、その袋は山に持ってこない荷物の中に入れたままだったことを。

あ~~なんたること。

この先一日カメラは使えません。仕方ない・・・スマホで証拠写真を撮るのみですね。

今回は大きなミスはしなかったと思いましたたがここでポカをやってしまいました。

スマホのモバイルバッテリーもケーブルを入れ忘れ充電できないので、室堂で1時間200円で充電させてもらったのでした。スマホも充電が持つかな?怪しいですね。

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そんな私の苦境とは裏腹に、2日目の展望も素晴らしいです。

一眼があれば、500枚ぐらい撮影できそうな素晴らしい眺めでした。

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↑こちらは大汝峰。

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岩の後ろから顔を覗かせるミヤマダイコンソウ。

荒々しい岩が可愛い花をさらに引き立てます。

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6時25分ごろ、お池めぐりをするために出発しました。

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登ってきたのと反対側に下るようです。

室堂側は女性的な顔を持つ御前峰ですが、裏側は岩がごろごろした男性的な山だと思いました。

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↑お池めぐりについての説明板です。

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今から大汝峰方面へと下るようです。

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大汝峰の斜面に残った雪渓が特徴的ですね。

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こんな眺めを見ながら下るのですから、心躍ります。

しかも私たち二人だけ。

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下り道は赤ペンキも何もなくて、ワイルドな道だな~と思ったら、登山道ではないところを下ってしまったようです。

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目の前にコバルト色の池が現われてきました。

乗鞍の池も素晴らしかったですが、高山の火口湖は何と言っても色が素晴らしいです。

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池のほとりでNさんに記念画像を撮ってもらいました。

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雪渓の上を歩くなんて,何年ぶりかなぁ?

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私の影が映っています。

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岩と雪の世界です。

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雪渓の上を歩くところをNさんが撮影してくれました。

このぐらいの雪渓ならアイゼンも何もいらないですね。

コメント

こんにちは。これは素晴らしい眺めですね。小槍もしっかり見えますね。登山はしませんが、小槍と聞くと、やはり『アルプス一万尺』です。

多摩NTの住人様、こんばんは。

この日の朝はとても良い天気で、これなら日の出も見れば良かったかなと
ちょっと後悔しましたが、山頂がほぼ貸し切りだったので、これはこれで
良かったです。
北アルプスは見えるだろうと期待してましたが、小槍迄が見えるという
最高の眺めでした。
小槍はロッククライミングをする人でないと、たぶん登れないと思いますが
唄は誰もが御存知ですよね。

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