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2021-08-02

3年ぶりの遠くの山は、その8、テガタチドリにニョホウチドリまで

お昼を食べたら、熊見曽根を隠居倉方面へと歩きます。

最初は下っていき、その後隠居倉まで登り返しがあるようです。

出発は12時40分。

あとは三斗小屋温泉まで2時間もあれば着くことでしょう。

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熊見曽根とは意味がよくわからなかったのですが、曽根=尾根のことでしょうか?

いかにも熊がいそうなネーミングですね。

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Mさんの指の横に写っているのはキソチドリか何かのようですね。

今年は今までと違う場所でよく見ました。

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あらまぁ、ウサギギクが咲いてるではないですか。

ウサギギクが咲いているということは、この場所は夏の終わりだということですね。

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うなだれて咲いているのはニッコウアザミ?それともシモツケアザミ?

アザミは難しいですが、この尾根にはずいぶんたくさん咲いてました。

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草むらの中にも終盤のオノエランが見えます。

周囲にはイワカガミの咲いた跡。

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ここにも終盤ですがオノエラン

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これはタニウツギの咲き残りのようでした

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嬉しいことにハクサンシャクナゲが咲いていました。

何年ぶり?

四国には咲きませんから・・・

(山仲間の方からご教示あって、石鎚や剣山ではハクサンシャクナゲも咲くそうです)

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朝日岳から眺めたのとは違う方角から眺める茶臼岳です。

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画像向かって左上に見えるのが隠居倉のようですね。

朝日岳までは緑の少なかった道を歩きますが、この道は緑がいっぱいです。

何より良かったのは、熊見尾根に入った途端、人も歩いておらず、静かだったことです。

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一部、砂礫地になっていて、その向こうに茶臼岳を望みます。

谷は濃い緑に覆われていました。

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左に転落したらやばそうですが、道幅があるので特に危険は感じません。

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あれ!

ピンクの花が咲いてるではないですか。

これはテガタチドリというそうで、私は名前は聞いたことがありましたが、初見のランです。

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ひとつ咲いていると、次から次へと見つかりました。

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これは普通のシモツケですね。

茶臼では白い花のマルバシモツケばかりでしたが、植生ががらりと変わりました。

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ちょっと白っぽい花のテガタチドリもあります。

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そしてこれは撮影しているときも雰囲気がちょっと違うな~と思いましたが・・・

ニョホウチドリのようです。

ニョホウチドリも名前は聞いたことがありましたが、初めて見ました。

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貴重種のニョホウチドリが、ここ熊見尾根にはたくさん咲くようです。

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そして、ウスユキソウまで見ることができました。

槍ヶ岳の西鎌尾根以来かな?

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今年は東赤石のコウスユキソウを見ることができなかったけど、遠く離れた那須でミネウスユキソウを眺めることができたのでした。

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