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2021-08-15

7月末の石鎚にネットのお仲間を案内する、その1、道中の花

7月の遠征に行く少し前に、長年のブログ仲間でいらっしゃるBさんからメールをいただきました。メールの内容は青春18きっぷで四国を訪問するので、登るのに良い山を教えて欲しいというものでした。ちょうど遠征を控えていた時期だったので、7月末頃なら石鎚に案内できますと返信を差し上げました。ただし7月29日は義妹夫婦が帰省してくるので、その前の26日か27日頃が好都合ですと連絡差し上げたところ、7月27日で決まりとなりました。

その頃は確か天気はまだわからなかったのですが、20日頃には四国も梅雨明けするとのことだったので、梅雨明けしてしまえばしばらくは天候も安定することでしょう。

事前の打ち合わせで、Bさんは前日26日に伊予西条まで来られ、駅近くの宿で一泊されるので当日の27日に私が伊予西条の駅まで迎えに行くこととなりました。

さて、私としても約1年ぶりの石鎚行きですし、瓶ヶ森林道を走るとなれば途中で撮影の時間も取られますし、早めの出発が良いと思いましたので、西条駅に6時待ち合わせとさせていただきました。

当日は私の方も4時半ごろに自宅を出ました。

この日は関東方面に台風が来るとのことで、四国も高山の天気はあまり芳しくないかもしれないな~とちょっとだけ心配しながら走ります。

途中でのんびりとお昼ご飯の調達などしていたら、西条駅にギリギリの到着となりました。

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心配していたお天気も尻上がりに良くなり、弥山に着いた時は快晴でした。

↑約一年ぶりで眺めた天狗岳です。

伊予西条駅では首尾よくBさんと対面することができました。

田舎の駅なので、大都会と違いすれ違いなどもありません。とはいえ、Bさんは携帯やスマホをお持ちでないので、何かアクシデントがあったら、ちょっと連絡を取るのは大変だったのですが・・・・

Bさんに助手席に乗っていただいたら、即、出発します。

瓶ヶ森林道の入り口である寒風茶屋までは今年に入ってからも来ているので勝手はわかっています。

しかし、瓶ヶ森林道を走るのは一年近くぶりでした。しかも去年は同行のRさんの車に乗せてもらったので、瓶林を自分で運転するのは2年ぶりとか3年ぶりかも?最近はカローラのCMで有名になり、この林道を走りにだけ来る車が週末は多いそうです。この日は平日で良かったと思いました。

案の定,瓶ヶ森林道に入ってみると車は少なめです。

何より驚いたのは涼しいこと。朝6時半とかですから、涼しいのなんの、気温は20℃あるかないかです。エアコンなど入れる必要はまったくありませんでした。

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↑途中、ギンバイソウの群落があったので、思わず車を停めました。

実は瓶ヶ森林道をこの時期に走るのは初めてです。いつもはお盆頃に石鎚に行くことが多いので。咲いている花もいつもとは違いますね。

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ギンバイソウって見ごろに行き会うのは難しいのですが、この日は丁度でした。

剣山のと違い、色白のギンバイソウです。

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ヤマアジサイもまだまだ綺麗ですね。

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↑ここは瓶ヶ森林道から伊予富士に登る登山口辺りですが、ナンゴククガイソウが綺麗です。

8月末とかに来ていますが、7月末だとナンゴククガイソウが見ごろのようです。

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瓶ヶ森辺りまで走ると今度は、ヤマアジサイ、シモツケソウ、ナンゴククガイソウのプチお花畑でした。

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剣山系はシカに食べられてしまい、お花畑も見られなくなりましたが、石鎚山系はまだまだ綺麗です。

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↑シコクフウロとシモツケソウのツーショットも見られました。

Bさんもほぼ一年ぶりの山ということで、熱心に撮影されています。

コロナで蟄居されていて、山野草は久しぶりの出会いでしょから、お気持ちは良くわかります。

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ミヤマニガイチゴの果実でしょうか。

見た目はすごくおいしそうですが、今まで食べたことがないので、お味見は遠慮しました。

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思った通り、朝の瓶林はガスの濃いところもあって、ライトをつけて走ります。

この辺りも晴れていたら撮影ポイントだと思いますが・・・・・

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そろそろ土小屋も近いはずと思ったころ、路面に白い花がたくさん落ちていました。

これはナツツバキかな?と思い、車を停めました。

権現越え付近でナツツバキをたくさん見かけたのは半月ほど前のことですが、上を見上げるとまだ花が残っていました。

土小屋手前で標高も1500m近い辺りを走っていたので、ナツツバキが咲き残っていてくれたようです。

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ついでにその辺りを散策していたら、小さな白い花に目が留まりました。

なんだっけな?タニタデ?タニソバ?ミヤマタニタデ?

そんな風な名前だったと思います。

帰宅して調べたらミヤマタニタデでした。

小さい花ですが、結構、好みかも・・・・

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近くにはミヤマシグレもあって、赤い色が目を引きます。

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↑8時前には、土小屋に到着しました。

平日だし、まだ時間が早いので、駐車場も十分空いていますが、トイレ近くの駐車場は塞がっていたので、下の駐車場に車を入れました。

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天気が良い時は駐車場から石鎚の姿が見えますが、この日は予想していた通り見えませんでした。

仕方ない・・・・雨が降らなければ良しとしないといけません。

身支度をして歩き始めたのは8時10分ごろでした。

まずはトイレに立ち寄りますが、トイレが新しくなっていて、個室に入ると勝手に便座が上がる最新式のトイレになっていてびっくりしました。去年の8月に来た時には変わってなかったので、今年の春にでも変わったのでしょうか?

登山口のトイレが整備されるのは登山者としてはいちばん嬉しいことですね。

コメント

keitann様 その節は大変お世話になりました。
長い山道を車の運転するのだけでも大変なことですのに、朝早くから夜遅くまで、長い時間にわたって本当にありがとうございました。
この時も、西条駅前でお会いしてから土小屋に着くまで結構長い道のりでしたね。
UFOラインでしたか、撮影スポットでは濃いガスに巻かれて幽玄な感じが出て、悪くはないと思いました。
土小屋が想像していたのとは違って随分開けていて、規模が大きかったので少し驚きました。

ぶちょうほう様、こんにちは。

この時期の石鎚は私も初めてでしたが、ぶちょうほう様のご訪問のおかげで
7月末の石鎚の花模様がよくわかりました。
天気も素晴らしく良かったおかげで石鎚の良さを再認識しましたよ。

石鎚は我が家からは、なかなか遠い山です。距離は大したことないですが
瓶ヶ森林道はガスがかかることが多く、ただでさえくねくね道なので、スピード
出せず、時間がかかります。そのおかげで車に乗ってるだけで絶景を楽しむ
ことできるというおまけはありますね。
土小屋は昔の土小屋を私は知らないですが、今ではスカイラインも通り、瓶ヶ森
林道も通じていて、ドライブで来る人も多いので、一種の観光地になっているかもしれません。

私もはるか40年以上前に、松山に住んでいたころ、主人とドライブで土小屋まで来た
ことがありましたから・・・。

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