初めての白山、その4、花の道の始まり
しばらくの間、キャーキャー言いながらササユリの大撮影会をしました(^^;)
でも、もくもくと湧きあがる雲を見ると、早く登らなくちゃという気になり、さて、これから気合を入れて尾根道を登るとしますか。

↑白山の高みをバックに咲き誇るササユリ。
まさに高嶺の花ですね。

縦画像でも撮りました。

シモツケソウのピンクも出てきます。

これはオオバギボウシかな?

この日はこんなにゆっくり歩いているのに、ほとんど追い越されることもなかったのですが、珍しく単独の若者が追い越していきました。
人が少なくて、思いっきり撮影するのにはとても良い日でした。

↑ミヤマアキノキリンソウがもうこんなに咲いています。

美人姉妹のササユリ
結局、ササユリはこの後の登りでもずいぶん咲いていました。
これほど標高が高い場所でも咲くんだと知りびっくりしたほどです。

花の咲きはじめているオオバギボウシ。
花も美しいですね。

登山道の傍らに無造作にササユリが咲いていて、ササユリが咲いてるなんて思ってもいなかっただけに、何か得をした気分です。

考えたら、この10年ほどいろいろな山でササユリを見てきました。

ササユリ激写中のNさん

一本の茎に4輪も咲かせて、それはいくら何でも咲きすぎでしょ(^^;)
園芸種じゃないんだから・・・と言いたいほど。

ヤマハハコかなぁ?
四国にはホソバノヤマハハコが咲くけど、ここは白山だからヤマハハコということで。

ショウマの後方に見える山に雲が覆いかぶさってきました。
降るんだろうか?
Nさんも妹さんと白山に来られた時、土砂降りに遭ったことがあるそう・・・・
まぁ、降っても文句は言えませんが・・・・

那須でも見たミヤマホツツジも咲いてました。

正面の岩場の上の方ではハクサンオミナエシの株が見えていて、これぞ本家本元の白山のハクサンオミナエシです。
ハクサンという名を冠した植物はかなりあるのです。

シモツケもバックがいいと引き立ちますね。

たぶん、ハクサンオミナエシを狙っているNさん

道は古くからの信仰の道らしく、この辺りは石畳になっていました。

まだ蕾なので、同定はできませんがキソチドリのような気がします。

キオンの花みたいですね。

↑2011年にワサビ平で見かけたキオンの花。
どちらかというと秋の花というイメージがあります。

Nさんの後ろで見えている道のようなものはどうやら工事用の林道だったようです。
観光新道は静かなものですが、この日も砂防新道の方からは工事の音らしきのが良く聞こえていました。

やがて、お待ちかねのニッコウキスゲも出てきました。

ササユリも負けじと咲き誇ります。

待ってました・・・・
私の大好きなゴゼンタチバナの真っ白い花。
これはとうとう、四国の山ではほとんど見ることができなくなったようです。

ヒヨドリバナも咲き誇って、吸蜜しているのがアサギマダラでないのだけが残念です。

登山道わきで咲いていた小さな地味な花をNさんに尋ねられ、一瞬、クロソヨゴかなと思いましたが、考え直して「ツゲかな~」と答えてしまいました。
でも、これはやはりクロソヨゴなのでした。
ここしばらく東赤石でクロソヨゴを見てなかったので、記憶が曖昧になってましたね。

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