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2021-08-05

初めての白山、その1、観光新道を登る

7月19日、岐阜羽島駅近くのホテルに着いたのは19時半ごろだったでしょうか。

チエックインを済ませ、部屋に入るなり、電話がかかってきました。発信元を見ると、なんと岐阜在住の先輩であるYさんからでした。Yさんとは2年の夏合宿で同じパーティーでした。たまたま5年ほど前に槍ヶ岳からの帰りだったか黒部五郎からの帰りだったかで,駒ケ岳SAから突然電話を差し上げたことがありました。それ以来のことなので、びっくりしました。

聞けば、Yさんは那須にご一緒したMさんと同期なのでグループラインで私が白山に登ることを知って、電話を下さったらしいです。「おまえ、明日は白山に登るんだって?明日は雷雨注意報が出てるから気をつけろよ」と・・・そう仰るYさんは白山にはまだ登られてないそうで、「なんじゃそれ」と思ったのですが(^^;)Yさんも膝を傷めてらっしゃるそうでそのせいでしょうか。その後、白山を案内してくださる愛知の花友達のNさんに電話します。結局、ホテルに20日早朝の4時半に迎えに来ていただくことになりました。

ホテルではコインランドリーで山のウエアなどの洗濯をしたので、なかなか忙しかったです。出入りするたびにマスクをしたり外したり・・・カメラのバッテリーの充電も夜の間に済ます予定です。その日の朝も3時半起きだったので、夜は比較的ぐっすり眠ったようです。

20日朝は4時前に目覚ましをセットして起床しました。いろいろと支度をしていると、4時15分にNさんから「もうホテルに着きました」という連絡があって、慌てました。急いで顔にファンデーションを塗って、バッテリーの充電器を引き抜き、荷物の中に放り込みます。これがこの後の痛恨のミスの元でした。

ホテル入り口を出てすぐのところで待っていてくださったNさんの車に乗り込みます。Nさんとお会いするのは何と10年ぶり?調べたら2009年6月にタカネバラの咲く東赤石をご案内して以来、12年ぶりだったのでした。その時の記録はこちら  

Nさんは重い一眼を首からぶら下げてあの東赤石を周回したのですから、ずいぶんタフな方だな~とは思っていましたが、カメラは今も重い一眼のままなのだそうです。

挨拶して車に乗り込んだら、ホテルのすぐ近くにある岐阜羽島インターに乗ります。

この日は北陸道経由で白山登山口まで向かうそうです。

北陸道では南条SAで一度休憩しただけで、福井北インターで中部縦貫道に乗り換えます。勝山インターで下りたら、後はナビの指示通りに走りますが、日本海側は車が少なくて走りやすいですね。

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↑正面に見えてきた高い峰々は白山が見えているんでしょうか?

この辺りは3年ほど前に主人と山中温泉に来たことがあるぐらいかなぁ?

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別当出合の駐車場には7時50分に到着しました。

時期によっては市ノ瀬からバスに乗らなければいけなかったりするそうですが、この日はマイカーで別当出合まで来れました。今まで15回ほど白山に登られているというNさんのおかげで歩くコースも花を見るのに向いたコースを選んでもらったり、室堂の宿も予約していただいたり、ほんとに助かりました。わたしだけだと、きっと登山口に至るまでにも右往左往だったろうと思います。

↑駐車場はまずまずいっぱいでしたが、混んでいたら、手前の路肩に停めることもできるそうです。

登山靴を履いたりして用意ができたら、出発です。

歩き始めは8時7分でした。

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別当出合周辺の地図もありますが、白山をよくご存じのNさんの後についていくだけなので、すんなりと通過します。

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↑この日のNさんの後ろ姿。

トレッキングパンツは自分で裾を切ってまつられたそうで、手先が器用で洋服作りもケーキ作りもこなされます。

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8時18分、別当出合の登山口に着きました。

ここで、トイレをお借りしたり、登山届を出します。

登山届もNさんが用意して下さっていました。

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この日は平日火曜日なので登山口も閑散としていて、私たち以外には2~3人。

向こうの方に鳥居が見えていて、その向こうがつり橋になっています。

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砂防新道にはつり橋を渡るそうですが、観光新道はここを左に行くそうです。

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確かに、観光新道は矢印が左になってますね。

砂防新道を登る人が多いけど、花を見るなら観光新道がお勧めですとNさん。

急登ですが、下りに使うには滑って危ないとか。

登りなら花が多いので、急登でも気になりませんよとのこと。

コメント

keitann様 こんにちは
白山には二度ほど山頂に行っていますが、この観光新道を使うコースは未だ歩いたことがありません。
この記事ではどんな花が出てくるのか楽しみにしています。
花が多い白山をちょうどぴったりに季節に行かれたのですからさぞや凄いことになるのでしょうね。
雷さんのことは心配ですが、無事に帰ってきて、こうしてブログ記事になっているのですから、とりあえず安心して読んでいきます。

ぶちょうほう様、こんばんは。

白山に何度も登っていらっしゃる花友達の方にコースはお任せしました。
登るだけなら一人でも登れますが、私のように花の見たい人間向きのコースと
なると、やはり何度も歩いた方とご一緒していただくのがいちばんですね。
観光新道は危険なところもなく花の多い、魅力的なコースでした。
花が多いのと、危険な個所がないせいか、女性ばかりのグループが多かったです。
同行の方のお話では8月に入ったら入ったで、ハクサンシャジンやトリカブトなど
丈の高い花々が咲き乱れて、それはそれで素敵なんだそうです。


この日も遠くで雷の音はしましたが、幸い、身の危険を感じることはなかったです。

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