アサマリンドウが咲き始めた伊予富士へ、その4、アサマリンドウ咲いてた
伊予富士山頂には先客の方が一人おいでになりましたが、この素晴らしい上天気にしては人も少なくて意外でした。
ちょっと早いですが、朝が早かったので、もちろん、ここでお昼にしました。

↑絶景を眺めながらのお昼ですから、美味しくないはずがありません。
伊予富士は花は少ないけど、展望はぴか一ですからね。
お昼を食べたら、私はレンズ交換することにしました。
この日はお花撮影用にパンケーキレンズも持参していたのです。
いつもの14-150mmのレンズが銅にも調子悪く、お花が撮影しにくいのです。

レンズ交換してまず最初に撮影したのが、山頂標識の横で咲いてたタカネオトギリソウです。
花自体は終盤でしたが、とりあえず、ピントが合うのでやれやれです。

↑次に風景も撮ってみます。
このレンズは14-42mmですから広角はいつも使っているのと同じように撮れるはずです。
ちょっと色合いなどが違いますが、画角は同じみたいですね。

今から歩いていく、桑瀬峠方面です。
チチ山の横に赤石山系もばっちり見えてますね。

ついでに、スマホで撮影した石鎚方面。

同じくスマホで撮影した寒風山方面。
遠く、徳島の山も見えてました。

↑伊予富士山頂でも記念写真を撮ります。
11時33分、さぁ、いよいよ桑瀬峠へ下るとしますか。

↑下り始めてすぐに、待望のアサマリンドウが咲いていました。
Aさんは気づかずに下られていたようですが、声を掛けたら引き返してこられました。
ああ・・・・嬉しい、私の大好きなアサマリンドウです。
東黒森辺りで咲いてなかったので、ちょっと時期が早過ぎたかとがっかりしていたのですが、伊予富士ではやはり咲いていたんですね。

転がり落ちそうな急坂を下っていくと、今度はミヤマアキノキリンソウです。
桑瀬方面から登ってこられる人がいるので、すれ違うために岩場に避けていると、そこではミヤマホツツジが咲いていました。

↑ミヤマホツツジです。
ここでしか見ませんでした。

2輪並んで咲いているアサマリンドウは横顔を取りました。

急な登山道の上で待っていてくれるRさんの姿とアサマリンドウのツーショットです。
薄いパンケーキレンズだからこそ撮れる画像ですね。

コロナのせいもありますが、登山道がササで隠れて狭くなっているので、すれ違うのは苦労しました。

↑ササの中でミヤマヒキオコシです。
これももう終盤ですね。

↑正面には寒風山や笹ヶ峰も見えて・・・・

思ったより、アサマリンドウが良く咲いていて、楽しめました。

綺麗なブルーを縦画像でも撮ります。

ん?これは?
確か寒風山でもよく見かけるタニソバですね。

終盤だけど大株のタカネオトギリ。

振り返ると、Aさんがまだアサマリンドウの撮影で粘っているようです。
はるか上で小さく写っています。

登山道に咲くアサマリンドウ。

↑この日いちばんの美人さんでした。

いつも、これが何で富士?と思うほど、ぼこぼこした形をしている伊予富士を振り返ります。
20分ほどで平坦な場所に下ってきますが、この日は撮影に時間がかかり、結構な時間を食ったようです。

平坦地のところで、フクオウソウが咲いていました。

岩の基部にはヒメキリンソウの咲いた跡が・・・

もうこれで終わりかなと思う、シコクフウロの咲き残りです。
今年は7月末に石鎚に行ったので、シコクフウロもよく見ました。

素敵なアサマリンドウをご紹介いただき、ありがとうございます。
はじめて見る花でした。
淡いブルーの花に白い斑点と言うか、ブルーの色が抜けた感じがして、実にお洒落な花ですね。
東北の山で見かける深山リンドウや蝦夷リンドウとは、かなり違った雰囲気がしますね。
投稿: kei | 2021-09-08 19:32
keiさん、こんばんは。
アサマリンドウは紀伊半島や九州にもわずかに咲くそうですが、四国の山では
沢山咲きますよ。高い山のない香川でも見られるリンドウです。
普通のリンドウも石鎚方面などで咲きますが、爽やかなブルーのアサマリンドウは
私の一番のお気に入りです。標高1000mぐらいの山に咲きます。
10年ほど前の9月末に栗駒玉に登った時、やはりリンドウが咲いてましたが、あれは
オヤマリンドウだったのだろうと思います。ミヤマリンドウは北アルプスで見かける
小さなリンドウですよね。
投稿: keitann | 2021-09-08 22:51